■ 座長としての貫禄十分、矢崎広演じる土方歳三は当たり役時代劇でおなじみの土方歳三、新選組の副組長として辣腕をふるったとされ“鬼の副長”と呼ばれるようになる。また有名な池田屋事件では直ぐに突入せずにまず周囲を固め、新選組の手柄にするために後から駆けつけた会津藩や桑名藩の兵を池田屋に入れなかったというエピソードがある。なかなかの策士で組を大切にする姿勢が伺える。テレビや映画、芝居では不動の人気のキャラクターである。『薄桜鬼』でも副組長というポジション、そして組のために行動する、というのは変わらない。史実に大胆なフィクションが入り交じる、そこが『薄桜鬼』の面白さである。オープニングは和太鼓が鳴り響き、ミュージカル『薄桜鬼』の真骨頂である殺陣から始まる。流行りのコリオを取り入れたダンス×殺陣はこのシリーズの“お約束”、出演者のキメポーズも確かで見ていて気持ちよい。土方歳三演じるは3度目になる矢崎広。安定した演技でキャラクターを確かなものにしていた。風間千景(鈴木勝吾)と相見え、戦う場面は美しくも激しく、まさに『薄桜鬼』そのもの。シンプルな舞台セットだが、回り舞台になっており、場面を効果的にダイナミックかつ立体的に見せる。細かいセットを作らないので、かえって想像力を膨らませることが出来る。カンパニーの面々も役にこなれており、芝居に安定感がある。千鶴役の菊地美香は可愛らしくもいじらしい。佐橋俊彦は場面毎にメリハリのある楽曲を提供、ストーリーに色彩を添えていた。完全新作、ファンにとっては必見の舞台となっている。囲み会見では千景役の鈴木勝吾と千鶴役の菊地美香が土方歳三演じる矢崎広を「座長として頼もしい」と評していたが、座長としても“副長”としても貫禄もあり、引き続き、土方歳三を持ち役として欲しい。幕末の誰もが知っているキャラクターをこれだけ独創的に大胆に脚色している『薄桜鬼』、ゲームから2.5次元の世界への移行も、スムーズにミュージカル化に成功している。ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ、来年もきっと新しいシリーズで継続しつづけることだろう。ミュージカル『薄桜鬼』 土方歳三篇日本青年館大ホール10月2日~11日 “薄ミュLIVE”決定2014年1月4日~5日 日本青年館大ホールミュージカル『薄桜鬼』土方歳三篇2014年1月4日DVD発売決定/http://www.maql.co.jp/special/m-hakuoki/
「関係性が尊い」「安心した」城田優の「加藤和樹=嫁」継続宣言に歓喜の声!“テニミュ”初共演からの仲良しさは健在 2025.12.21 Sun 21:18 俳優の城田優が、2025年12月21日(日)に公式X(旧Twitter)を更新…