また、電撃小説大賞の受賞作品は、後にアニメ化される作品も多い。『ブギーポップは笑わない』(上遠野浩平:第4回大賞)、『バッカーノ! The Rolling Bootlegs』(成田良悟:第9回金賞)、『狼と香辛料』(支倉凍砂:第12回銀賞 、『アクセル・ワールド』(川原礫:第15回大賞)などである。メディアミックスを得意とするアスキー・メディアワークスの才能の源泉となっている。 メディアミックスと言えば、小説、映像と共に、重要な一角を占めるのがマンガである。今回のコミック部門の新設は、電撃大賞のウィングをマンガに広げるものになる。