MF文庫Jは、2002年にメディアファクトリーが創刊した国内を代表するライトノベルのレーベルだ。2012年には満10周年を迎え、2013年に11年目に突入する。過去10年あまりの間に数々のヒット作を生み出してきた。『ゼロの使い魔』や『緋弾のアリア』、『僕は友達が少ない』などアニメ化作品も数多く、アニメファンにもお馴染みだ。そんな数々の人気作品を書く作家の才能を発掘してきたのが、MF文庫J新人賞である。これまでに平坂読さんや西野かつみさん、三浦勇雄さんをはじめ数々の人気作家を生み出してきた。現在は第9回の予備審査を進める。MF文庫Jの10周年を迎えたのに合わせて、メディアファクトリーはその新人発掘にますます力を入れている。第8回では最優秀賞『白銀の救世機(ゼストマーグ)』(天埜冬景)を筆頭に、優秀賞、審査員特別賞、佳作の10作品全てにPVを制作し話題を呼んでいる。PVは作品に合わせたイラストレーション、それに人気声優のナレーションがつけられた。作品の持ち味をビビッドに伝える。2012年12月には、第9弾の釘宮理恵さんが語る『白銀の救世機(ゼストマーグ)』(天埜冬景)、第10弾の茅野愛衣さんが語る『忘却の軍神(かみ)と装甲戦姫(ブリュンヒルデ)』(鏡銀鉢)のPVも配信公開された。これで秋から進められていたPVプロジェクト全作品が出揃った。また、2012年11月2日には、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで、第8回MFJライトノベル新人賞、そして第7回・第8回MFコミック大賞の授賞式も執り行われた。メディアファクトリーの芳原世幸代表取締役は、同社がこれまでにコミックスで累計4600万部以上、文庫で3646万部以上を世の中に提供していることを紹介、これを実現したのは原作を作る力であり、作家とその作家発掘する新人賞の意義を強調した。さらに受賞者に数ある賞のなかからMFJライトノベル新人賞、MFコミック大賞を選んでくれたことに感謝を述べた。一方、受賞者は緊張した面持ちで、受賞の喜びと今後の創作活動への意気込みを語った。会場にはライトノベル、マンガの先輩作家が数多く訪れ、お祝いの言葉を贈った。なかでも締めの挨拶をした『まりあ†ほりっく』などの作者・遠藤海成さんの言葉は印象的だった。「いまデビューする作家は10年前にデビューした作家より苦労が多いはず。しかし、それは必ず報わます」、どの時代にもエンタテイメントを欲する気持ちは変わらないのだからと語りかけた。これからプロになる後輩たちへの暖かい応援である。第9回MF文庫Jは、現在、最終期となる第四期予備審査の作品を受付中だ。また、1月25日に第ニ期の選考発表、4月25日に第三期、7月25日に第四期の選考発表をする。そして、8月25日に第9回MF文庫Jライトノベル新人賞 最優秀賞を発表する。MF文庫Jライトノベル新人賞/http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/rookie/ 第8回MF文庫Jライトノベル新人賞企画/http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/rookie8thpv/ 第8回MF文庫Jライトノベル新人賞 受賞作品一覧最優秀賞 『白銀の救世機(ゼストマーグ)』 天埜冬景優秀賞 『失敗禁止! 彼女のヒミツはもらさない!』 真崎まさむね審査員特別賞『ディバースワールズ・クライシス』 九條斥『スリーピング・ストレーガ』 真野真央佳作『お願いだから、あと五分!』 境京亮『森羅万象(オムニア)を統べる者』 水月紗鳥『風に舞う鎧姫(ブリガンディ)』 小山タケル『ドリーミー・ドリーマー』 弥生志郎『忘却の軍神(かみ)と装甲戦姫(ブリュンヒルデ)』 鏡銀鉢『瑠璃色にボケた日常』 伊達康
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