個人制作からスタートとの経歴を持つアニメ監督・新海誠さんの初小説作品が文庫化される。『小説・秒速5センチメートル』が、メディアファクトリーのMF文庫ダ・ヴィンチより10月25日(木)に発売となる。本作は2007年に公開され好評を博した映画『秒速5センチメートル』を原作としている。映画は新海さんが監督・脚本を務め、少年から大人へと成長していく主人公の姿が三部作構成で描かれている。日本のみならずアメリカやアジアでも上映が行われ、海外の映画祭で賞を獲得した経験もある人気作だ。『小説・秒速5センチメートル』は映画を手掛けた新海さん自身が、初の小説に挑み話題を集めた。文芸誌「ダ・ヴィンチ」誌上で連載が行われ、本編と同様に三つの連作短編が収録されている。小説版は主人公や彼女たちの心象風景が綴られており、映画とはまた異なる感動を味わうことができる。アニメでは語られることのなかった大学生時代や就職後の様子なども知ることができ、映画を観た人も、そうでない人も楽しめる作品に仕上がっている。単行本は17刷を数えるロングセラーを記録しており、今回待望の文庫化を迎える。新海さんは2002年に自主制作アニメーション『ほしのこえ』をほとんど一人で作りあげ一躍時の人となった。切ないストーリーやその心情を巧みに表現した背景美術などが人気を呼び、多くのファンを集めている。2004年には初の長編作品『雲のむこう、約束の場所』、2011年には最新作『星を追う子ども』が公開され、活動の幅も広げている。新海監督自身が筆を執った『小説・秒速5センチメートル』は10月25日(木)発売。192ページで価格は520円(税込)となっている。[高橋克則]「小説・秒速5センチメートル」/http://www.mediafactory.co.jp/c000051/archives/031/000/31059.html
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