9月21日に全国323館で公開となった『怪盗グルーのミニオン危機一発』が、大ヒットスタートを切った。9月21日から23日までの3日間の週末興収で、5億7421万5400円を稼ぎ出した。興収ランキングは、初登場1位となる。本作は9月14日から16日までの3日間、先行上映も行っている。週末興収と先行上映を併せた興収は8億8488万4600円に達する。公開後、最初の週末までに、すでに8億円を大きく超えたことになる。今後も大きな期待がかかりそうだ。本作は、ユニバーサル・スタジオとアニメーションスタジオのイルミネーション・エンターテインメントが届けるCGアニメーションの大作である。2010年に公開された『怪盗グルーの月泥棒』のヒットを受けて製作された続編だ。今回は、心を入れ替えてマイホームパパとなろうと決意したグルーが、可愛い生き物ミニオンたちが誘拐される事件に巻き込まれる。作品の母国である米国では、アニメーション映画史上歴代No,1のオープニングを記録したほか、世界映画興行では2013年アニメーション映画1位、全作品でも『アイアンマン3』に次ぐ、2位となる。全世界では8億ドルの興収を超える空前のヒットなっている。日本でのヒットで、さらに数字を積み上げることになる。米国では、すでに2015年にミニオンを主人公としたスピンオフ映画が公開される予定と報じられている。今後も、ミニオンの活躍が広がる。配給によれば、ヒットの理由はキャラクターのミニオンに人気、そして観客の広がりである。コアターゲットのファミリー層に加えて、ティーン層やカップル層なども劇場に引き寄せた。前作と比較して客層は大きく拡大したとする。また、ローカルで強さを発揮しているのも特徴だ。シリーズ2作目となったことで、キャラクターの認知度が高まっていることが背景にありそうだ。配給は今後も口コミ効果が期待できるとして、さらなる興収を目指す。『怪盗グルーのミニオン危機一発』TOHOシネマズ 有楽座ほか、大ヒット上映中/http://minions.jpFacebook /https://www.facebook.com/minions.movieTwitter /https://twitter.com/minion_fanclub
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