スタジオジブリは“夢”“と“狂気”? ジブリのいまを描くドキュメント映画「夢と狂気の王国」公開 | アニメ!アニメ!

スタジオジブリは“夢”“と“狂気”? ジブリのいまを描くドキュメント映画「夢と狂気の王国」公開

スタジオジブリに関連した実写映画が11月16日に公開する。砂田麻美監督による『夢と狂気の王国』である。映画のテーマとなるのはスタジオジブリだ。

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『夢と狂気の王国』
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今年のスタジオジブリは宮崎駿監督の『風立ちぬ』を7月20日に全国公開、さらに11月23日には高畑勲監督の『かぐや姫の物語』の全国公開が控える。年に2本の長編アニメ映画の発表で、大きな注目されている。
それと合わせるかたちで、もう1本、スタジオジブリに関連した実写映画が11月16日に公開する。砂田麻美監督による『夢と狂気の王国』である。映画のテーマとなるのはスタジオジブリだ。

映画に描かれるのは、いまや国民的アニメスタジオとなったスタジオジブリの現在である。そして登場すするのは『平成狸合戦ぽんぽこ』、『火垂るの墓』の高畑勲、『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』の宮崎駿の両監督、そしてそのプロデューサーとして活躍する鈴木敏夫だ。
国民的アニメスタジオともいうべき、スタジオジブリの3人を中心に映画とする。平均年齢71歳、何十年にもわたり国内外のアニメ、映画に与えてきた彼らの愛憎と創作の現場がテーマだ。

とりわけ日本のアニメ界にとって3人の存在感は格別だ。これまでも多くが語られてきた3人だが、あらためて映像となるのが興味深い。そして、父の死を描いた『エンディングノート』で話題となり、数々の映画賞を受賞する砂田麻美監督が、そこに何を見たのかも気になるところだ。

今回はこの公開日を決定、さらに劇場用ポスターのビジュアルも発表された。ポスタービジュアルには、宮崎監督がレイアウトしたメインビジュアルをもとに、宮崎駿監督、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーが並ぶ構図が取られた。本作の内容を表現したデザインだ。
宮崎駿監督の引退発表、高畑監督の14年ぶりの新作、スタジオジブリにとって2013年は大きな発表が重なった。そのスタジオをあらためて振り返るのにもよいタイミングとなった。
[真狩祐志]

『夢と狂気の王国』
11月16日公開 
/http://yumetokyoki.com/

脚本・監督: 砂田麻美
プロデューサー: 川上量生
製作: ドワンゴ
音楽: 高木正勝
協力: スタジオジブリ
制作: エネット
配給: 東宝
2013年/日本/カラー/デジタル
《animeanime》
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