オタコン2013 米国・ボルチモアリポート(1)今年はまるで“るろ剣祭り” | アニメ!アニメ!

オタコン2013 米国・ボルチモアリポート(1)今年はまるで“るろ剣祭り”

8月9日から12日まで米国・ボルチモアで開催されたアニメイベント・オタコン2013は、今年で20周年を迎える。記念の年に相応しい大盛況となった現地のレポートを3回にわたり伝える。

イベント・レポート
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コスプレイヤーでごったがえすコンベンションセンターの入り口付近。
  • コスプレイヤーでごったがえすコンベンションセンターの入り口付近。
  • 開場直前の『るろうに剣心』原画展。転載不可 All rights reserved. 
  • ボルチモアの街並み。チェサピーク湾を臨む。
  • Anime Pavilionのブース。
by ロミ

「カ、カニが売り切れだとー!?」

アメリカ東海岸のアニメと漫画のコンベンション、OTAKONは筆者も今年が初めての参加。
今回はゲストアテンドでパネルなどのお手伝いをしたが、ようやく三日目、最終日の日曜日の夜に開催地のボルチモア名物、オールドベイ・スパイスと一緒に茹でたカニにありつけると思った矢先に、告げられたショッキングな事実。

その後もカニを求めて、市内をグルグルと車で徘徊したが、2件目、3件目、次々に「品切れ」となっていく…ようやく4件目にして「残りあとわずか」という情報を入手し、予約を受け付けないというので店に急行した結果、なんとかその日最後のカニ12杯にありつけた。(でも付け合わせのコーンは売り切れ…とほほ。)

筆者は信じて疑わない――これがオタコン集客力のなせる技なのだと。大会が無事終了し、全米から集まった多くのファンが各々の出身地への帰路につく前に、ボルチモアの街へくり出して地元名物のカニ料理を片っ端から食べ尽くしていたのだ!!いや、きっとそうに違いない。(笑)

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なにせ、今年はオタコン開催20周年となる記念碑的大会だったのである。当然のことながら、オフィシャルゲストも超豪華:

日本からはライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の原作者の伏見つかささん、アスキー・メディアワークス編集者の三木一馬さん、アニメ版監督の神戸洋行さん、アニメーターの足立慎吾さん、および川上哲也さん、アニメ演出家の立川譲さん、そして『カウボーイビバップ』の監督の渡辺信一郎さんらを迎えた。

プロデューサーゲストとしてMAPPA代表の丸山正雄さん、サンライズの尾崎雅之さん、読売テレビの諏訪道彦さんが参加。そして声優の関智一さん、日本のポップカルチャー研究家の櫻井孝昌さん、さらに漫画家・和月伸宏さんを代行して和月夫人で小説家の黒碕薫さんが招かれた。

音楽ゲストにはHOME MADE 家族、T.M.Revolution、石川智晶さん、菅野よう子さん。土曜日と日曜日に開催されたコンサートには、大勢の観客が詰めかけ大いに盛り上がった。(詳細は後述)

アメリカ人ゲストには、『最後のユニコーン』で知られる小説家のピーター・S・ビーグルさん、声優のMaile Flanaganさん(『NARUTO』のナルト役で有名)、Crispin Freemanさん(『攻殻機動隊SAC』のトグサや『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役で有名)、Vic Mignognaさん(『鋼の錬金術師』のエド役で有名)などなど。

《animeanime》
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