ベルギーの日本ポップカルチャーイベント Made In Asia開催レポート | アニメ!アニメ!

ベルギーの日本ポップカルチャーイベント Made In Asia開催レポート

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Made In Asiaイベント開催レポート
By ロミ


■ 最大規模となった
Made In Asia2013年大会


ここ数年、ジャパンエキスポをはじめとした日本の文化やポップカルチャーを紹介するイベントがヨーロッパ各地で開催されているが、EU欧州連合の本部が置かれているベルギーの首都ブリュッセルでも数年前から「Made In Asia」(以下、MIA)というイベントが開催されている。

今年は3月8日(金)~10日(日)の3日間に開催された。
ベルギーといえば、ヨーロッパ・コミック(BD)文化のメッカでもあり、スピルバーグによって映画化された「タンタンの冒険」や青色の肌をした小人スマーフなどを生み出している。街にはタンタンを含むコミックキャラクターなどの壁画が見られ、市内のコミックミュージアムも連日大勢の人で賑わっている。

MadeInAsia会場はベルギーのシンボルともいえるアトミウム(万博の記念碑)を臨むベルギー最大のコンベンションセンター。パリから電車で1時間半、同じフランス語を話すということもあり、フランスからも多く人が訪れている。今年はその中でも中心に位置し、最大面積を誇る5番ホールでの開催となった。それでも今年は出展ブースや来場者で埋まり、いかに大会市場が急成長しているかをうかがわせる。

販売ブースの他にもゲーム機などを集めたコーナーがあり、そこで新旧の作品が楽しめるようになっている。また、クラフト(手作り)のものを販売するアーティストアレイのようなコーナーもある。

そもそもMIAは、Creativaというクラフト系DIYのイベントの一環として立ち上げられた。隣の会場では幼児向け玩具・駄菓子から手編みニットの道具などを展示販売しており、子供から大人まで家族で楽しめる内容となっている。
そこで近年ティーン層に人気の日本製アニメやマンガに目を付け、アジア文化を扱ったイベントを催すことで、さらに集客数を延ばすことが当初の目的であった。

今回5回目を数えるMade In Asia大会だが、2009年の第1回大会以来、毎年順調に成長を続けている。まるでそれを実証するかのように、今年は一挙に伸びを見せた上での最大規模となった。昨年の公式発表では2万1千人の来場者数(入場チケット販売数)を記録したが、今年はなんと3万4千人という快挙。しかも、これには土日の数しか含まれておらず、金曜日のプレナイト(後述)への来場者数は含まれていないという。金曜日の2時間だけだったのにもかかわらず、6千人は来たというから、のべ4万人はすでに動員しているといえるだろう。

MadeInAsia●Made In Asia 5の入場料
・会場では1日10ユーロ。
  (前売りは9ユーロ)。
・土日通しての2日間チケットは20ユーロだが、前売りで買うと16ユーロとなる。FNACなどからチケット購入可能。
・金曜日はプレナイトと呼ばれ、入場料は無料。土曜日の本格的な開催に向けて販売業者がブースの準備をする中、グッズなどの買い物が可能。(これが良い呼び水になっていると筆者は考える。)

第2回大会から日本人アーティストをゲストとして招聘しており、2010年は川元利浩氏・小森高博氏、2011年は和月伸宏氏、菅野宏紀氏、2012年は岡村天斎氏、佐々木啓悟氏、安藤真裕氏らを迎えている。今年2013年大会は花沢健吾氏が招かれた。また、ビジュアル系バンドのOROCHIなども参加している。

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MadeInAsia

【写真:今年で5回目を迎えるMIA大会のブース販売の様子。大変な賑わい。】

【写真提供:Made In Asia大会Facebook、ならびに筆者自身による撮影。】

《animeanime》
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