イベント人気拡大のもうひとつの秘密は、毎年様々な企画を打ち出していることだ。2013年は、J-POP LIVE @ユニオンスクエア、フードやドリンクのフェスティバルPop Gourmet!、日本映画祭Japan Film Festival of San Franciscoなどを行った。 J-POP LIVE @ Union Squareでは、きゃりーぱみゅぱみゅやDaichi、元モーニング娘。の田中れいな率いるLoVendoЯ、日米ハーフの歌姫Kyleeの4組のアーティストが登場した。会場となったサンフランシスコの名所ユニオンスクエアには1万人もの観客が訪れる大賑わいとなり、地元を驚かせた。 Japan Film Festivalは、サンフランシスコ・ベイエリア地域で初の日本映画祭である。『夢売るふたり』の西川美和監督、『図書館戦争』の佐藤信介監督が訪米し、ファンっとの交流を図り、映画祭を盛り上げた。
さらに人気を集めたのがHARAJUKU KAWAii!!のファッションステージである。さらにフェスティバルのメイン会場のひとつNEW PEOPLEビル内には、原宿のファッションブランドを集めたHARAJUKU KAWAii!! Pop Up Storeがオープンした。 このほか紀伊國屋は寺田克也さんをゲストにサイン会を開催、セガは8月下旬発売予定の「初音ミク プロジェクトディーバF」の参加者によるゲームトライアルイベントを実施した。またトヨタとSTUDIO4°Cのコラボプロジェクトである「PES (Peace Eco Smile)」の出展、米国宝酒造のタカラcanチューハイ「J POP」の公式ドリンク起用、ユニクロによる撮影ブース「UT Camera」ブースの設置、無印良品による建築家の坂口恭平さんをゲストにしたモバイルハウスの作り方プロジェクトなど、日系企業の参加も目立った。