2013年9月13日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて『ウルヴァリン:SAMURAI』が全国公開する。これに合わせて劇場映画でお馴染みの配給会社ロゴに日本バージョンが登場、富士が用いられる。本作は、大ヒットシリーズ「X-MEN」のヒーロー・ウルヴァリンを主人公に据えたスピンオフ第2弾だ。日本が舞台となり、ハリウッドが本格的な日本ロケを敢行したことが話題を集めている。この度、ハリウッド×JAPANの新たなコラボレーションが発表された。映画配給をする20世紀FOXのロゴが、日本バージョンになって流される。ハリウッド映画の本編や予告編の前に必ず付けられるスタジオロゴ。とりわけ20世紀FOXのロゴは、高らかなファンファーレとサーチライトで有名だ。一方で、スタジオロゴはこれまでも作品によってオリジナルバージョンが採用されるなど、遊び心が加えられることも多い。そこで今回の企画になった。本作では、まず雨に煙る東京の夜、神社の屋根で刀を持っているウルヴァリンが映る。その背後には富士山がそびえ、カメラが後方に引いていくと東京タワーが登場する。そして、20世紀フォックスの見慣れたロゴを冠したビルとサーチライトが現れる。お馴染みのファンファーレ封印され、最後はウルヴァリンの3本爪がそのビルを引き裂くという15秒の映像が挿入される。78年に渡る同社の長い歴史の中で、ロゴマークに日本が登場するのは初の試みである。富士山が日本の象徴であることと、主演のヒュー・ジャックマンが富士山愛好家で登山経験もあることから製作が実現した。昨年の日本ロケの直前、ヒュー・ジャックマンさんは長男と共に富士山登頂を果たした。自身のTwitterで「SUBARASHII!!!(素晴らしい)」と報告され、多くのファンから驚きの声が上がったことは記憶に新しい。これを受け、FOX JAPANがオリジナルロゴの製作を本社に申し入れ、富士山の世界遺産登録発表に合わせて発表の運びとなった。日本バージョンのロゴは今回が全世界初公開で、7月20日から『ウルヴァリン:SAMURAI』の予告編と共に上映開始となる。もちろん映画本編の冒頭でも見ることができる。[高橋克則]『ウルヴァリン:SAMURAI』9月13日(金)TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー/http://wolverine-samurai.jp監督: ジェームズ・マンゴールド出演: ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ配給: 20世紀フォックス映画
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