CDでとりわけ気にしたいのは、エンディングの主題歌「花 -a last flower」である。強烈なアクセントとなって作品を確固たるものに昇華した。「惡の花譜」ではそのフルバージョンが聞ける。 押見さんもコメントで「花 -a last flower」について「『惡の華』を描くにあたって目指しているものとぴったり重なって、なのでこの曲をエンディングに、とお願いしました」と経緯を語る。また今回のフルバージョンについても「後半の、早鐘をつくような鼓動と、『否!』の叫びを是非聴いて欲しいと思います」と、聞きどころを薦めている。 「惡の花譜」の価格は1800円(税込)で、各曲のインストゥルメンタル版も収録されている。