6月8日より、全国公開を開始した中編アニメ映画『ハル』が好評を博している。そうしたファンの応援に応えるべく、6月20日に牧原亮太郎監督とキャラクターデザイン・総作画監督の北田勝彦さんによるスタッフ舞台挨拶が行われた。会場となったのは、新宿ピカデリーである。トークの中心となったのは、制作過程やキャラクターたちの誕生話や制作での思い出話などである。プレアフレコの声が入った映像を使っての解説は、ファンにとっても興味深いものだったようだ。それぞれの映画制作での役割も説明した。「映画になったものはこれしかないという形ですが、最初の打合せの時点では無限に方向があったものを、話の方向、キャラクターデザインの方向、美術、色味、音楽など制限をつけて、1つにまとめていく仕事です」と牧原監督は、自身の仕事を語った。また、映画の一番の決断どころを問われると「脚本でした。去年の4 月2 日から8 月22 日、50 分という作品の制約上細かいところをカットして、木皿さんらしさが消えないように試行錯誤していました。なので、脚本には木皿さんの譲れないところも残っています」と答えた。一方、また北田さんは、「企画の段階から咲坂先生が決まっていて、先生の原案をアニメの絵にしやすいようにするが、僕の仕事で。ハル、くるみをメインに周りのキャラクターはもっと薄く、もっと濃くなどバランスをとりました。ハルとくるみはなるべく線を少なくシンプルにしようとデザインしたのですが、監督に(咲坂さんの絵柄は)もっと線が多いんだと力説されたのを覚えています」と作画の難しさを解説した。和気あいあいとした雰囲気の中でトーク進み、複製原画セットのプレゼントなども行われた。この中には、北田さんによる原画も含まれる。最後に、牧原監督、北田勝彦さんの挨拶でイベントの幕を閉じた。の『ハル』はWIT STUDIO初の劇場作品。メインキャストに人気声優の細谷佳正さん、日笠陽子さんが起用されたのも話題だ。事故で最愛のハルを失ったくるみ。そしてハルのかわりとなるロボハル。ロボットと人が心通わす奇跡を描いた近未来ラブストーリーだ。牧原亮太郎監督からのメッセーシ「思い出すのは木皿さんの家を訪ねたとき。最初は4 人で打合せしたものが、最終的にスタッフさん200 人ぐらいが関わって、いろんな思いがつながってできたと思ってます。これが次はお客さんに繋がって映画は続いていくんじゃないかなと思います。みなさんの心に残って、折に触れてまた見て頂けると嬉しいです。本当にありがとうございました。」北田勝彦さんからのメッセージ「スタッフ皆が尽力して作ったものが上映できて、他のスタッフを代表してお礼を言いたいと思います。本当にありがとうございました。」『ハル』大ヒット上映中/http://www.hal-anime.com/
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