幼児向けのキャラクター番組「バ怪獣ゴメラ」 日英中の3ヶ国語でグローバル配信 | アニメ!アニメ!

幼児向けのキャラクター番組「バ怪獣ゴメラ」 日英中の3ヶ国語でグローバル配信

IDAは幼児向けキャラクター番組『バ怪獣ゴメラ』を製作、4月5日からグローバル規模の番組配信を開始した。日本語、英語、中国語の3バージョンを自社制作し、配信にはYouTubeと中国最大の映像配信サイトであるYoukuのふたつを利用する

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IDAは幼児向けキャラクター番組『バ怪獣ゴメラ』を製作、4月5日からグローバル規模の番組配信を開始した。日本語のほか、英語バージョン、中国語バージョンの3つを自社内で制作し、映像配信にはYouTubeと中国最大の映像配信サイトであるYoukuのふたつを利用する。
IDAによれば『バ怪獣ゴメラ』は怪獣キャラクター番組で、3~6歳を主要ターゲットとしている。ネット配信を意識して各話5分とし、今回は第1シーズン5話を配信した。全12話を予定し、演出・脚本には、IDA代表の岡部淳也氏、マンガ家の西川伸司氏、アニメーターの深谷英作氏らが参加する。

IDAはビルドアップの代表取締役、円谷プロダクションの代表取締役副社長などを経た岡部淳也氏が、2010年に設立した。映像コンテンツ関連の企画・制作を幅広く手掛けるが、2010年に製作したCGアニメ『Cat Shit One』が有名だ。
戦闘するウサギをCGで描いた本作は、全米視覚効果協会(VES)による第9回VESアワード ショートアニメーション部門にノミネートされるなど、海外からの注目が高い。また、IDAが海外向けのビジネスに積極的に取り組んでいる成果でもある。

『バ怪獣ゴメラ』は、国内では2012年6月より、「てれびくん」、「コロコロ・イチバン!」で連載を開始している。両誌には本作を収録した付録DVDをつけ子どもたちへの浸透を図る。今回は、ネットを使いリーチをさらに広げる。今後は、映像に加えて関連商品を自社開発、映像と商品販売を同時に進める収益モデル構築を実現するという。
海外についても同様だ。日本から直接海外に向けて映像配信をするケースは近年、少なくないが、自社で、しかも幼児向け番組で手掛けるのは珍しい。
こちらもインターネットを利用し商品販売を連動させることで、収益化を目指す。今後は3ヶ国語以外の多言語展開も目指すとしている。中規模の映像会社が、日本からダイレクトに世界マーケットを目指す例として、関心を集めそうだ。

『バ怪獣ゴメラ』
公式サイト /http://www.gomera.jp/
YouTube(日本) /http://www.youtube.com/idaentertainment
YouTube(国外) /http://www.youtube.com/idamovie
Youku (中国) /http://u.youku.com/IDA_Inc
全12話(各話5分)
製作: 株式会社 IDA
VFX・CG: ライト&シャドー
造形: ゼペット
《animeanime》
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