荒牧監督がコミコンで挨拶 「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」ワールドプレミア開催 | アニメ!アニメ!

荒牧監督がコミコンで挨拶 「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」ワールドプレミア開催

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7月21日に全国公開するCG映画『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』が、一足早く米国のファンの前に姿を見せた。7月14日夜、エンタテインメントの祭典コミコン(コミコン・インターナショナル)が開催されているカリフォルニア州サンディエゴのダウンタウンの劇場で、本作のワールドプレミアが行われた。
現地ファンで満員となった劇場に姿を見せたのは、本作の荒牧伸志監督、CGIプロデューサーの河田成人さん、プロデューサーのジョセフ・チョウさん、そして製作総指揮のエドワード・ニューマイヤーさん、同じく製作総指揮で、『スターシップ・トゥルーパーズ』と『スターシップ・トゥルーパーズ3』で主演も務めたキャスパー・ヴァン・ディーンさんである。豪華なゲストの登壇で、劇場も大きく盛り上がった。

上映前の挨拶で荒牧監督は本作制作の動機について、「(ロバート・A・ハインラインの)原作も映画「スターシップ・トルーパーズ」も大ファン、ただパート1にはパワードスーツが出て来なかったのが残念で、それを描きたかった」と語った。また、河田成人さんは、自身を「スターシップ・トルーパーズ」シリーズを愛するスタッフ全員の代表とし、作品への思い入れの大きさを紹介した。

映画上映中は、これまでのアニメや実写ライブとは異なった映像表現にファンはスクリーンに釘付けになった。また、ハードなアクションシーンが続く中での笑いのシーンなどでは、米国ならではのダイレクトな反応が見られた。
来場客の多くは熱心な「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズのファンと思われたが、実写だった前シリーズ3作からCG映画になったことに対して違和感はなかったようだ。上映終了後のQ&Aでは、CGでの製作やデザイン、アイディアの源などに多数の質問が相次いだ。
今回のCG映画化については、エドワード・ニューマイヤーさんは経済的な理由として、CGだからこそ効率的な映像が出来るとCGの優位性に言及した。荒牧監督も「CGだからこそ、兵士全員にパワードスーツを装着出来た。地球への降下シーンも描けた」とCGを使うことで映像の可能性を広がったことを披露した。
さらに早くも、続編希望の声があがるなど、多くのファンが本作に関心を持った様子だった。これに対してスタッフ陣は続編は本作の評価次第、是非、応援して欲しいとファンへの協力を呼びかけた。

ワールドプレミアに先立って、同日昼間には荒牧伸志監督、エドワード・ニューマイヤーさん、キャスパー・ヴァン・ディーンさんによるサイン会も開催されている。会場になったのは、コミコン会場の正面に位置するハードロックホテルの1階に大手エンタテインメント情報サイトIGNが特設したラウンジ・オアシスである。
列を作るファンには、女性や若いファンも多く、本作への関心が広がっていることを感じさせた。また、記念撮影などにも気軽に応じるなど、米国らしいフレンドリーらしさもいっぱいのサイン会だった。

米国のエンタテイメントの聖地となりつつあるコミコンは、日本からのゲストや作品の紹介も多い。しかし、『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』は、米国映画に日本からの制作スタッフが中核として参加する稀有な作品である。
今回のふたつのイベントで印象的だったのは、日本のスタッフが国境を感じさせず、コミコンに見事に馴染んでいることだった。映画やアニメーションでの国際プロジェクトは日本でも増えつつある。そのなかで国境を感じさせないことこそが海外展開のひとつのかたちと、『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』を通じて感じた。
[数土直志]

『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』
2012年7月21日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー
/http://www.ssti.jp/

監督: 荒牧伸志 
脚本: フリント・ディル 
プロデューサー: ジョセフ・チョウ 
ストーリー: 荒牧伸志 ジョセフ・チョウ 河田成人
製作総指揮: エドワード・ニューマイヤー、キャスパー・ヴァン・ディーン 
CGIプロデューサー: 河田成人 
音楽: 高橋哲也
提供: STAGE 6 FILMS 制作:SOLA DIGITAL ARTS
2012年 アメリカ作品
《animeanime》
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