3月25日、東京国際アニメフェア2012のTAFステージで声優甲子園の受賞者発表が行われた。声優甲子園は、アニメの声優を目指す若き才能が競う場として設けられたものだ。これまではアニメの制作部門も含まれていたアニメ甲子園からスピンオフ、別イベントとして独立した。アニメ甲子園から数えると、今回で第5回目となる。TAFのステージでは、まず歌唱部門が発表された。最優秀賞の受賞者は、都内の中学3年生の長尾玲奈さんである『マクロスF』の「ライオン」を素晴らしい歌唱で披露した。審査委員でフライングドッグの野崎圭一さんは、「うまかった。それだけでいい。どれだけ一生懸命歌ってるか、歌詞があって言葉があって、誰に何を伝えるかを考えてほしい」と講評した。歌唱部門は500人から8人が選ばれている。「長尾さんが元気だった。次回は違うかも知れない」と、審査が激戦だったことを明かした。一方、アニメシナリオ部門は1500人から10人と、歌唱部門よりも狭き門だ。こちらは奈良県の高校一年生の福西勝也さんと愛知県の高校三年生の三浦寛子さんが最優秀賞に選ばれた。最優秀賞が2人選出されるのは今回が初となる。マジックカプセルの明田川進さんは、今回は決勝に男性が3人いることなどに言及した。また受賞者の福西さんと三浦さんの壇上での演技を受け、「何日も練習したのではなくて、今日初めてキャラクター設定の説明をした」と、その適応力の高さも評価した。ステージでは、入賞者へのビッグな特典も明らかにされた。声優甲子園マスコットキャラに受賞者を起用するというサプライズである。そして同日のイベント、文化放送「のざP・理恵のライブドッグ!」公開録音に、今回受賞した3人がゲストとして出演した。当日司会をした声優の江口拓也さんは、自身が中高生の頃にはこんな度胸がなかったことに対して絶賛。「実際演技している姿を見て圧倒された。心強かった。いつか一緒にものづくりをしたい」と感激していた。最後にHALF H・P STUDIOの南沢道義さんは、海外でもアニメファンだけでなく声優ファンが増えてきていることを念頭に「全世界の方々が同じアフレコをやっていくだろう」と今後を展望した。「若い人の力、才能を業界は待っています。是非トライしてきてほしいと思います」と締めくくった。【真狩祐志】声優甲子園 http://seiyu-koushien.koegaku.jp/
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