12月26日、CG-ARTS協会が主催する第17回学生CGコンテストは企業賞を発表した。学生CGコンテストは、1995年に学生によるコンピュータグラフィックス作品を顕彰するために始まったものだ。当初は静止画だけだったが、その後、動画やインタラクティブ作品も対象に加えた。現在は、デジタル分野の登竜門的な存在に成長している。 最優秀賞を始めとする各賞は、11月27日に発表されている。企業賞は、学生CGコンテストを支援するアドビシステムズ、グリー、ワコムが応募作品の中から決定する。アドビシステムズ賞が黒田教裕さんの『跡動』、グリー賞がWAGOM(荒牧康治/鈴木龍彦/松葉知洋)の『minicom』、ワコム賞が石田祐康さんの『rain town』となっている。 企業賞の中には、アニメーション作品も選ばれている。石田石田祐康さんの『rain town』である。石田さんの『rain town』は2008年の第14回にパイロット版が応募しているが、その際はノミネートに終わっていた。 今回は卒業制作として完成させたものが企業賞を獲得した。これにより、先に発表された第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門における新人賞の獲得と合わせたダブル受賞となった。これは、昨年の『フミコの告白』に次ぐものともなっている。 また公式サイトでは受賞作品集のプレビューも公開された。今回より学生CGコンテストでは、受賞作品集の電子書籍版も制作することになった。公開された電子書籍版のプレビューでは、TwitterやFacebookとの連携によってコメントの表記が可能となっている。 第17回学生CGコンテストの受賞作品展は来年2月18日から29日まで、品川のキヤノンSタワー2Fにて開催される。【真狩祐志】第17回学生CGコンテスト /http://www.cgarts.or.jp/scg/2011/第17回学生CGコンテスト 各受賞作品最優秀賞 『ホリデイ』 平野遼(アニメーション)優秀賞 『やさしいマーチ』 植草航(アニメーション) 『Your Thorn』 大橋史(ミュージックビデオ) 『USAWALTZ』 池亜佐美(アニメーション) 『雨ふらば風ふかば』 沼田友(アニメーション/劇映画) 『ラップムシ』 成瀬つばさ(アプリ)審査委員賞 『はらぺこ~Hungry Forest~』 ARTLiVE(パフォーマンス) 『BONNIE』 岡本将徳(アニメーション) 『モラトリアム』 大久保郁美(イラストレーション) 『scribbling』 平川亞希(ストップモーション) 『ようこそぼくです』 姫田真武(アニメーション) 『トクトクマウス』 土居下太意(インスタレーション)企業賞 アドビシステムズ賞 『跡動』 黒田教裕(映像) グリー賞 『minicom』 WAGOM(映像) ワコム賞 『rain town』 石田祐康(アニメーション)
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