マンガ研究・教育で知られる京都精華大学が、マンガ関連教育のさらなる充実を目指す。大学は2013年4月より、マンガ学部に新たに「ギャグマンガコース」と「キャラクターデザインコース」を設置することを明らかにした。 マンガ学部には、現在、「カートゥーン」、「ストーリーマンガ」、「マンガプロデュース」、「アニメーション」の4コースがあるが、2013年には6コース体制となる。マンガ・キャラクター創作から編集、アニメーションまで、マンガの総合教育の場としてさらにその役割を拡大することになる。 大学によれば、ギャグマンガコースは、笑わせるというマンガの原点に立ち返り、発想力とセンスを磨きく場となる。教員には竹熊健太郎さん、ひさうちみちお さん、おおひなごう さんなどの実際に作品を生みだしている作家らを招き、マンガのなかでも特に難しいジャンルのひとつとされるギャグマンガにフォーカスして教授する。 一方、キャラクターデザインコースは、魅力的なキャラクターを生み出し、ビジネスに結びつける力を育てるとしている。こちらのコースはネット時代のキャラクター創出にも対応する。教員にはすがやみつる さん、西野公平さんが並ぶ。 京都精華大学は、1973年の短期大学時代のマンガクラスをスタートに長年マンガ分野の教育に取り組んできた。2006年に日本初のマンガ学部を設置するなど、この分野の先駆的存在だ。京都国際マンガミュージアムと連携したマンガ研究、文化振興にも大きな役割を果たしている。 2012年4月には、マンガ研究で博士号が修得出来る日本で初めての大学院マンガ研究科(博士後期課程)開設も予定している。京都精華大学マンガ学部 /http://www.kyoto-seika.ac.jp/manga+2/
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