日本のマンガとアニメの巨匠をゲストに迎えた公開セミナーが、11月12日に東京藝術大学上野校で開催される。マンガ家竹宮惠子さん、押井守監督、アニメーション評論家キム・ジュニアンさん招いた「マンガ・アニメの映像メディア学的再考~なぜマンガ・アニメは面白いのか~」である。 このセミナーLOOPは東京芸術大学大学院映像研究科が、映像文化に関わるメディアの方向性について考えるものとして企画されている。もともと3月26日に開催を予定していたが、先の東日本大震災の影響で中止になり、今回あらためてスケジューリングされた。 セミナーは2部構成としている。第1部は「竹宮惠子《少女まんが》の想像力」、マンガ家竹宮恵子さんが少女マンガというジャンルを明らかにする。SFやファンタジー、ミステリー、ラブコメディー、時代物、やおいやボーイズラブまで、少女マンガはどう描かれてきたかなどを自身で語る。 第2部は3月に予定していた内容から少し変わっている。タイトルは「アニメーションと日本の戦後社会―ロボット、サイボーグ、アンドロイド、そして人間」となった。押井守さんとキム・ジュニアンさんが、、「ロボット」、「サイボーグ」、「アンドロイド」といったアニメーションが取り上げてきたキャラクターを考察することで、「人間」および日本の戦後社会とアニメーションとの関係を探っていくとしている。 セミナーは14時スタートで18時終了を予定する。入場無料だが定員は180名、事前にメールにて予約が必要だ。詳しい内容は、映像メディア学サミット LOOPの公式サイトにて確認出来る。 第2回 映像メディア学サミットLOOP-02「マンガ・アニメの映像メディア学的再考~なぜマンガ・アニメは面白いのか~」/http://www.fnm.geidai.ac.jp/loop/日時: 2011年11月12日(土)14:00〜18:00(開場は30分前)第1部 「竹宮惠子《少女まんが》の想像力」出演: 竹宮惠子モデレータ: 桂英史第2部 「アニメーションと日本の戦後社会―ロボット、サイボーグ、アンドロイド、そして人間」パネリスト: 押井守、キム・ジュニアンモデレータ: 岡本美津子会場: 東京藝術大学上野校地 美術学部中央棟第一講義室(予定) 入場料: 入場無料、要事前予約(募集定員180名)主催: 東京藝術大学大学院映像研究科詳細は上記サイトでご確認ください。
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