
レーベルのタイトルとなった「PRIMERO」は、スペイン語で「最初の」という意味がある。これは電子マンガの面白さ、おもしろいマンガとは何か?を常に追及したいと意味が込められている。電子書籍をはじめ、新たなデジタルコンテンツのあり方を目指す角川コンテンツゲートの挑戦となる。
実際に「PRIMERO」は、電子マンガというだけでない様々なアイディアを盛り込んでいる。まず、全ての作品は、電子メディア向けの描き下ろしとなる。既存作品のデジタル化と一線を画す。さらに電子メディアならではのアイディアを加え、配信方法にも工夫を凝らす。
連載作品は情報量の多さ、ビジュアルの美しさを活す予定だ。例えば、第1弾タイトルの『東京ブララブ』では、BOOK☆WALKERで読む際に、作品内にあるリンクをクリックすると追加情報や関連情報ページにジャンプする。物語の情報と世界をそこから広げる。マンガと情報の融合を目指す。
作品は1話単位での購入を可能とした。場所や時間を選ばずに、読みたいときに読みたい作品を選んで楽しめるスタイルとなる。手軽に利用でき、読者のライフスタイルに合わせた楽しみ方を提案する。
第1回配信は3作品。上原ヨヨギさんの『東京ラブラブ』、須貝あやさんの『王子様探偵』、新條漸さんんの『昇道解錠執行人』である。
PRIMEMO公式サイト(9月上旬公開予定)
/http://www.kadokawa-cgate.co.jp/con/primero
「PRIMEMO」
スマートフォン用(ページビュースタイル)
初回限定価格 1話85円 第2回配信以降 1話85円または170円
ケータイ用(コマビュースタイル)
価格 1ファイル60円 1話4ファイル構成セット売り200円
「BOOK☆WALKER」 /http://bookwalker.jp/
「ちょく読み」 /http://www.kadokawa-cgate.co.jp/yomi/