8月7日よりカナダのバンクーバーにてSIGGRAPH 2011が開催される。SIGGRAPHはCGの分科会で、世界中から集まった企業や大学などによる研究成果の発表が行われる場となっている。 このなかで毎回注目されているプログラムにコンピューター・アニメーション・フェスティバルもある。今年は日本から『マクロスフロンティア』の「超時空スーパーライブ」(サテライト制作)、『鉄拳タッグトーナメント2』のトレーラー(デジタルフロンティア制作)、『amazarashi「アノミー」』(YKBX)の3作品が上映される。 上映されるのは、いずれも「Commercials, Games, and Music」のカテゴリーだ。『マクロスフロンティア』の「超時空スーパーライブ」は、7月23日にPlayStation Homeで実施されるバーチャルライブコンサート「マクロスF 超時空スーパーライブ ~PS Homeから愛を込めて~」で使用される映像だ。この映像配信は3月に行われる予定であったが、東日本大震災の影響によって延期されていた。 また『鉄拳タッグトーナメント2』のトレーラーは、今秋に稼働予定の同名アーケードゲームのものである。そして『amazarashi「アノミー」』は同名ロックバンドのミュージックビデオだ。作者のYKBX氏は第14回文化庁メディア芸術祭で『amazarashi「夏を待っていました」』が優秀賞受賞、『amazarashi「クリスマス」』が今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルに入選していた。 このほか日本の上映プログラムでは、第14回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品が設けられている。 SIGGRAPH 2011の受賞作品や入選作品が上映されるエレクトロニック・シアターには日本の作品は含まれていない。こちらは『アーサー・クリスマスの大冒険』、『ハリーポッターと死の秘宝 パート1』、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』、『スマッフ』、『スーパー8』、『トランスフォーマー3』などとなっている。SIGGRAPHは2008年からは、冬にアジアでも開催されるようになっている。2009年は横浜で開催されている。4回目の今年は香港で行われる。【真狩祐志】SIGGRAPH 2011 /http://www.siggraph.org/s2011/
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