
一方、「ANIME KINEJUN」は、これまでとやや違った試みもされている。ひとつの作品や作家に絞ることなく、最新のアニメ情報をグラビア中心に紹介していることだ。アニメ雑誌にならい、カジュアルに読めるスタイルとなった。
Vol.01で取り上げられたのは、7月2日に劇場公開した『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』、『トワノクオン』、『コクリコ坂から』、『劇場版・ハートの国のアリス ~Wonderful Wonder World~』、『劇場版 戦国BASARA ―The Last Party―』などの話題の劇場アニメ。そして、『夏目友人帳 参』、『セイクリッドセブン』、『BLOOD-C』と今夏にスタートした注目の新番組が並ぶ。
ファンの目を惹くのは、表紙となった『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』の描き下ろしビジュアルだ。エドとロイの二人の姿からファンから好評とのことだ。
巻頭特集も『鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星』で、作品紹介、キャラクター紹介に加えて、声優撮り下ろしグラビアやインタビュー、スタッフインタビューと盛りだくさん。A4版で定価は税込み980円。
キネマ旬報臨時増刊
ANIME KINEJUN vol.01
描き下ろし表紙イラスト:原画=田代雅子 監修=小西賢一
定価:980円(税込)/A4判
発売中