劇場公開 神山健治監督の最新作は3 分30 秒で近未来を見せる | アニメ!アニメ!

劇場公開 神山健治監督の最新作は3 分30 秒で近未来を見せる

『Xi AVANT』が、3月26日から劇場公開をスタートする『攻殻機動隊 S.A.C.SOLID STATE SOCIETY 3D』の同時上映作として、4月2日から全国10 劇場で同時上映されることが発表された。

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IGNTT.JPG 『Xi AVANT』は、2月25日に開催された『攻殻機動隊 S.A.C.SOLID STATE SOCIETY 3D』のオールナイト試写会で、初めてその存在を明らかにした神山健治監督のオリジナル短編アニメーションだ。その場では、作品について多くは語られなかった。
 その『Xi AVANT』が、いよいよ本格的に姿を見せる。3月26日から劇場公開をスタートする『攻殻機動隊 S.A.C.SOLID STATE SOCIETY 3D』の同時上映作として、4月2日から全国10 劇場で上映されることが発表された。また、3月末からは、NTT ドコモのウェブサイト「Studio Xi」にて先行配信もスタートする。

 気になる本編の内容は、プロジェクトパートナーであるNTT ドコモの世界を反映している。次世代通信LTE サービス「Xi(クロッシイ)」が普及した近未来の世界を舞台にする。
 外務官僚 篁カオルは、「ある男を探せ」指令を受け、あらゆる情報にアクセスできると「Xi(クロッシイ)携帯」を手がかりに旅に出る。男が潜んでいたアジトに描かれていた謎のマークを手がかりに、篁はさらにおスペインへと向うが…。
 
 本作は、長さおよそ3分30秒、限定された尺の中ではあるが、既にYouTubeを通じて公開されている予告編からも、神山監督独特の未来的な風景も伺われる。さらにスペインを代表する建築サクラダ ファミリアの聖堂も。
 近未来と言えば、同時公開の『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY  3D』、そして『東のエデン』と神山健治監督が描いてきた世界でもある。近未来と携帯をコンセプトに、3分半のなかにどの様なストーリーを展開するのか、是非、注目したいところだ。

『Xi AVANT』─クロッシイ・アバン─
公式サイト /http://www.ph9.jp/
『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SCIETY 3D』(3月26日公開)
と同時上映(4月2日より)

 原作・脚本・監督: 神山健治
 キャラクター原案: 森川聡子
 キャラクターデザイン: 佐々木敦子
 作画監督: 中村悟
 レイアウト: 古川尚哉
 美術監督: 竹田悠介
 撮影監督: 田中宏侍
 3D 監督: 塚本倫基
 色彩設定: 片山由美子
 制作: Production I.G
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