映画会社20世紀フォックスは、10月27日にジェームズ・キャメロン監督の次回劇場映画として『アバター2』、『アバター3』の製作を発表した。映画『アバター』の続編にあたり、2011年早々に脚本作業にとりかかる予定だ。公開時期は 『アバター2』が4年後2014年12月、『アバター3』は5年後2015年12月公開を目指す。ジェームズ・キャメロン氏が引き続き監督を務め、ジョン・ランドー氏が率いるライトストーム・エンタテインメントが製作する。 発表では明らかにされていないが、公開時期と制作期間から両作の制作は同時進行で、2本に分けての公開と見てよさそうだ。続編の内容などについては明らかにされていない。続編2本の製作決定についてジェームズ・キャメロン監督は「一人のクリエイターとして、ファンタジー・ワールドを創造し、その世界が成長していくのを見ることができるのは本当に貴重な機会です。パンドラという、私たちが創造した世界に再び戻ることができるのを私自身も本当に楽しみにしています。」と声明を発表している。 国内では2009年12月に公開された劇場映画『アバター』は、『タイタニック』にて映画興行世界記録を持つジェームズ・キャメロン監督が12年振りに手掛けたことで話題を呼んだ。その壮大な構想と3D(立体視)による映像の新たな地平を築いたことで、人気となった。 世界興行は28億ドルにも達し、『タイタニック』の世界歴代1位の興収記録を塗り替えた。計画どおりに進めが、『アバター2』が姿を見せるのは『アバター』公開から5年後、3たび大旋風が吹き荒れるのか、今から関心が集まる。 また、国内では現在、10月16日に公開された『アバター<特別編>』が公開中だ。続編製作決定で、こちらも注目を浴びそうだ。 一方、ジェームズ・キャメロン監督が切望している日本のマンガ家木城ゆきとさんのSFマンガ『銃夢』の実写映画化はこれでかなり遠のきそうだ。ジェームズ・キャメロン監督は、これまで『銃夢』の映画化にたびたび言及してきた。 特に映画化にあたっては、『アバター』と同じ技術が使われる、『アバター』と前後して制作すると発言している。しかし、来年から『アバター2』に取り組むことで、目先の実写化は遠のく。『アバター』の空前の大ヒットが思わぬ影響を与えたかたちだ。 『アバター<特別編>』公式サイト /http://www.foxjapan.com/配給: 20世紀フォックス映画
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