東京ゲームショウ2010のスクウェア・エニックスグループの出展ブースに電子マンガの紹介コーナーも設けられ、関連事業の最新動向を実機デモによって披露していた。コーナーには、モバイル向け、PC向けのマンガ配信、11月からスタートするiPhone/iPad向けの「ガンガンONLINE」の配信などが並べられた。
この展示に合わせた配布されたパンフレットによれば、海外向けの有料PC配信は今冬開始予定として紹介されている。7月の発表では今秋とされていたPC向け有料配信のスタートだが、現状でスケジュールはやや後ろにずれこんだようだ。
スクウェア・エニックスのPC向け有料配信は、同社の海外向けのコンシュマーサイトが利用されている。ゲーム関連ですでに確保しているメンバー会員と決済システムを利用し、オンラインビジネスで問題となる課金システムなどの問題をクリアしている。
現在は、『鋼の錬金術師』、『黒執事』、『ソウルイーター』、『PandoraHearts』など6作品の無料お試し版が紹介されている。人気作品が多い会社だけに、海外のマンガビジネス関係者から注目をされている。
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また、電子マンガのコーナーのデモでは、iPhone向けに英語版のマンガを紹介していた。しかし、スクウェア・エニックスによれば、iPhone/iPad向けの配信は当面は国内だけとしており、海外展開については未定とのことだった。
スクウェア・エニックス(マンガ)
/http://www.square-enix.com/jp/magazine/top/
北米 マンガ配信サイト
/http://www.square-enix.com/na/manga/
フランス マンガ配信サイト
/http://www.square-enix.com/eu/fr/manga/