テレビセカンドシーズン終了よりおよそ1年半、人気シリーズの劇場版オリジナルとして話題を集める『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の全国公開日9月18日が迫っている。ファンにとっては気になる映画の中身だが、映画の完成がいよいよ近づいているようだ。 公開まで残り一ヶ月あまり、このほど映画のアフレコが完了したことが明らかになった。水島精二監督によれば、フィルムの完成まではまだ少し時間があるが、いよいよ作品にキャラクターの魂とも言うべき声が加わったことになる。9月の劇場公開がさらに待ち遠しくなる。
本作は2007年から2009年にかけて2期にわけて放映された『機動戦士ガンダム00』の続編となる。テレビシリーズは24世紀初頭、3つの勢力に分かれた武力紛争を繰り広げる人類に、全ての戦争根絶を掲げて介入する私設武装組織ソレスタルビーイングの登場したことから歴史が大きく動き始める。これをきっかけに長い戦いを経て、地球には統一政府地球連邦が誕生、全世界は戦いのない時代に入る。 『-A wakening of the Trailblazer-』では、戦争終結から2年後、新たに訪れた人類の危機を描く。それは130年前に廃船となった生体反応の無い木星探査船が地球圏に接近してきことから始まる。人類の水先案内人たる革新者(イノベイター)へと進化した刹那は、自らの進化の本当の意味と直面する。