若手アーティストがインディーズレーベル設立 「CALF」始動 | アニメ!アニメ!

若手アーティストがインディーズレーベル設立 「CALF」始動

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 この10年、4大アニメーションフェスティバルと称されるアヌシー、ザグレブ、広島、オタワなど国内外の映画祭で高い評価を受ける次世代のアニメーション作家の増加に伴い、本格的にアニメーション教育を導入する大学も増えた。
 しかしながら過去から歴史を重ねてきたように、若手に限らず目覚しい活躍を続ける作家の周辺環境は相変わらず厳しいままだ。そうしたなかで、ここ数年、自発的に行動を起こす例も見られるようになってきた。

 今回設立が発表されたインディーズレーベル「CALF」の運営メンバーは大山慶氏、水江未来氏、和田淳氏、土居伸彰氏の4名。大山氏、水江氏、和田氏は今年、アヌシー、ザクレブ、広島に作品がノミネートされたアニメーション作家である。そして土居氏は若手のアニメーション研究者としてCALFをサポートする。
 土居氏はアニメーション作家の山村浩二氏が主宰する「Animations」でも評論活動を行っている。Animationsは設立当初は創作も含まれていたため、大山氏と和田氏も参加していたことがある。また水江氏は、今年の春に六本木で初開催したアニメーション上映会「TOKYO ANIMA!」の実行委員でもある。

 CALFではアニメーションのほかに実写や実験映像、現代美術なども取り扱って行く予定で、まず8月に水江氏とTOCHKA、10月に和田氏の作品集をリリースする。TOCHKAは、オタワや文化庁メディア芸術祭などでも受賞した『PIKAPIKA』で知られるグループだ。
 CALFの告知活動は国内よりも先行してアヌシーとザグレブで行っていたが、リリースの始まる8月はアニメーションフェスティバルが開催される広島でもイベントを実施する。
 このほか運営メンバーは、7月14日と15日の晩にお台場の東京カルチャーカルチャーで開催される「アニとーく」の1日目にも出演する。このCALFについても興味深い話が聞けるに違いない。
【真狩祐志】

CALF /http://calf.jp/
《animeanime》
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