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動画革命東京 東京国際アニメフェアで新たな動き次々に

3月25日から28日まで4日間、東京ビッグサイトで東京国際アニメフェア2010が開催された。その中で、クリエイターの発掘プロデュースを掲げる東京動画革命が、様々な動きを見せていた。

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 3月25日から28日まで4日間、東京ビッグサイトで東京国際アニメフェア2010が開催された。その中で、クリエイターの発掘プロデュースを掲げる東京動画革命が、様々な動きを見せていた。
 3月27日は、東京ビッグサイトで第9回東京アニメアワードの表彰式が開催された。今回は公募部門に東京アニメ文化賞が新設された。この賞は、東京都および財団法人東京都歴史文化財団が主宰する東京文化発信プロジェクトから与えられる。

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 その東京アニメ文化賞に動画革命東京の支援で制作された『虫歯鉄道』が選ばれた。武藤健司氏が監督した『虫歯鉄道』は、これまで第9回飛騨国際メルヘンアニメ映像祭の第8回メルヘンアニメ・コンテストで共催団体賞などを受賞してきている。
 受賞の挨拶で、武藤氏は「普段は自宅で1人で創作活動をしてるんですけども、このような賞を頂けると、本当に制作の上でも励みになります。今後とも少しでも楽しんで頂ける作品を作っていきたいと思ってりますので、是非とも宜しくお願いします。この度はどうもありがとうございました」とコメントした。
武藤氏は前日26日のシンポジウム「動画革命東京 国際展開と新作」にも登壇して感想を述べていた。

 一方、動画革命東京はクリエイター発掘だけでない、新たなアニメ作品のプロデュースに乗り出す。動画革命東京はシンポジウムのほかにステージIIで「最新作プレスカンファレンス」を開催していた。
目玉は大山葵のコードネームで制作が進んでいた『機兵戦記レガシーズ』で、原作に『金田一少年の事件簿』、『HERO』、『神の雫』などで知られる樹林伸氏、メカデザインに『機動戦士ガンダム』や『装甲騎兵ボトムズ』で知られる大河原邦男氏などといったメンバーで制作が進められている。
 ステージではパイロット版が披露され、世界に向けて作品を送り出すと竹内宏彰エグゼクティブプロデューサーが意欲を語った。このほか動画革命東京を運営するシンクは、アニメと音楽の融合をテーマにした「LISTIMATION」など様々なプロジェクトを紹介した。
【真狩祐志】

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動画革命東京 /http://www.anime-innovation.jp/
東京国際アニメフェア /http://www.tokyoanime.jp/

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