第9回東京アニメアワード表彰式 「サマーウォーズ」細田守監督ら | アニメ!アニメ!

第9回東京アニメアワード表彰式 「サマーウォーズ」細田守監督ら

3月27日、東京ビッグサイトで第9回東京アニメアワードの表彰式が開催された。第9回東京アニメアワードの各受賞結果については先月発表されている。

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 3月27日、東京ビッグサイトで第9回東京アニメアワードの表彰式が開催された。第9回東京アニメアワードの各受賞結果については先月発表されている。
 アニメーションオブザイヤー以下7部門で受賞した『サマーウォーズ』の細田守監督も来場し、「この度はこのような栄えある賞を頂けて本当に光栄です。スタッフ、キャストを代表致しまして、御礼申し上げます」と、壇上で挨拶を行った。

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 細田監督は昨年のアニメフェアで『サマーウォーズ』の制作発表をしたことにも触れた。「公開が8月1日ですので、あと5ヶ月弱、原版4ヶ月弱な感じなんです。けれども、制作発表をしている裏で、フィルムがまだ2分くらいしか出来ておりませんでした。殆ど出来ていない状態から、公開に間に合わせた。1年前の我々、スタッフの努力を考えますとこれは大したものです」。
 そのような裏話から「どうしても間に合わない時に、東映以外からもどこからと手が差し伸べられて、作っていく。いつも今回はヤバイだろう、今回は絶対落ちる、っていわれても何故か不思議とそういった奇跡が起こります。作品が出来上がっていくことを毎作品実は繰り返しているんじゃないかと思います」と、東映動画(現:東映アニメーション)時代の話も経緯も含めて挨拶を終えた。

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 「この『サマーウォーズ』は家族の30人くらいの大家族が団結して世界の敵と戦うんです。けれども、実はみんなで団結して戦うという精神性ってのは、実はアニメーション業界と同じかなと思います。アニメーションをみんなで協力して作品を一生懸命作る。そういった経験は、業界全体から教わったものではないかと思います。本当に今日はありがとうございました」。

 一方、公募部門でグランプリを受賞した『TOKYOファンタジア』のG9+1も壇上に集い、和田敏克氏が挨拶した。
 「本当に40年以上に渡って現役で活躍されてきたG9のメンバーと+1の僕で、合作で作品を作ろうということで集まったメンバーです。このメンバーは1年に10歳づつ年を取っていくんですけども、5年経ちましたので、50歳年を取ったことになります」と。
 「50年分くらい作品を作って、上映会を開いて、みんな本当に大切な仲間と思えるくらい仲良くなって、これからも明るく楽しく作品を作っていきたいと思っています。今年も1本準備しておりますので、またご覧頂けたらと思います。このように栄えある賞を頂きまして、メンバー一同、本当に嬉しく思っております。どうもありがとうございました」。

 最後に東京都産業労働局の真田正義次長が、石原慎太郎都知事の挨拶を読み上げた。「今年もこの、アニメアワードには国内外から優れた作品が数多く集まり、審査委員会では選考に大変苦労したと聞いています。クリエイターの皆さんも更に感性を研ぎ澄まし、多くの人の感動を誘う新たな表現、作品作りに果敢に挑戦し、国際的に飛躍されることを望みます。アニメは日本が世界に誇るコンテンツであり、海外の多くの国で親しまれております。また様々な国際映画祭に於いて受賞するなど、高い評価を受けております。将来が期待されるアニメ産業ですが、その基板となっていくのが人材です。厳しい世界競争に勝ち抜くには、優れた才能を発掘し、世界的なトッププロに育成することが欠かせません。これからも世界に誇れる優秀な作品に出会え、東京から世界に夢を発信出来ることを期待しています」。
【真狩祐志】

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東京国際アニメフェア /http://www.tokyoanime.jp/

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