東京アニメアワード公募部門 応募総数442作品 300作品は海外から | アニメ!アニメ!

東京アニメアワード公募部門 応募総数442作品 300作品は海外から

3月25日から28日まで、東京国際アニメフェア2010が東京ビッグサイトを会場に開催される。アニメフェアの主要イベントのひとつとなっているのが、優れたアニメーション作品を顕彰する東京アニメアワードである。

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 3月25日から28日まで、東京国際アニメフェア2010が東京ビッグサイトを会場に開催される。アニメフェアの主要イベントのひとつとなっているのが、優れたアニメーション作品を顕彰する東京アニメアワードである。
 東京アニメアワードは、過去1年間にリリースされた商業アニメーションを対象としたノミネート部門と世界から広く公募する公募部門から構成されている。このうち2010年の公募部門の応募総数が、442作品であることが明らかになった。これは前年比で倍増した2009年の応募総数をさらに上回る過去最高記録となった。
 また、こちらも昨年過去最高であった海外からの応募総数も、300作品と2009年の294作品を上回った。アニメーションに対する賞として、東京アニメアワードの存在が広く知られるようになってきたと言えそうだ。

 海外の応募地域では、昨年1位だった韓国からの応募が減少する一方で、中国からの応募が大きく伸び93作品と国別でトップとなった。その後に韓国(86作品)、台湾(22作品)と東アジアの主要国が続く。また、イギリス(20作品)、カナダ(18作品)、デンマーク(13作品)、フランス(12作品)と欧米地域も多くなっている。応募国は、日本以外で20カ国地域に及んだ。
 昨年はグランプリをドイツのHeiko Van der Schermさんの『Descendants』が受賞したほか、優秀賞(一般)、優秀賞(学生)にもそれぞれ一作品ずつが海外から選ばれた。今回も応募数から、海外作品の活躍が期待される。

 受賞作品は公募審査員によって選考された後に発表、東京国際アニメフェア会期中の3月27日、東京ビッグサイトのレセプションホールで表彰式を行う。表彰式では、ノミネート部門、第6回功労賞の表彰も併せて行う。
 一方、ノミネート部門は、実行委員やアニメのクリエイター、専門家、アニメ教育機関など900名あまりの審査委員の投票によって決定する。受賞結果は今後発表される。

東京アニメアワード /http://www.tokyoanime.jp/ja/award/
《animeanime》
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