映画、アニメ、ゲームのシナリオを客観的評価する養成セミナー | アニメ!アニメ!

映画、アニメ、ゲームのシナリオを客観的評価する養成セミナー

 映像産業振興機構(VIPO)は、10月から11月にかけて映画や舞台、アニメ、ゲームなどの制作に用いられるシナリオを分析、評価する方法を紹介するセミナーを開催する。
 全6回からなるこの「シナリオアナリスト養成セミナー」では、ストーリー性を持つエンターテインメ

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 映像産業振興機構(VIPO)は、10月から11月にかけて映画や舞台、アニメ、ゲームなどの制作に用いられるシナリオを分析、評価する方法を紹介するセミナーを開催する。
 全6回からなるこの「シナリオアナリスト養成セミナー」では、ストーリー性を持つエンターテインメントコンテンツの制作に欠かせないシナリオの分析・評価の新しい方法を体験する。

 映画、アニメ、ゲームなどは、現在エンタテインメントの中でも最も注目されるジャンルである。いずれの分野にも共通するのは、当たれば大きいが、そうでなければ製作費も回収出来ないというエンタテインメント特有のリスクビジネスだ。
 そうした作品のヒットを左右するひとつが、作品を貫くシナリオである。しかし、これまで国内ではヒットする作品とそのシナリオの客観的判断は、かなり困難とされてきた。各分野とも、シナリオを判断する経験としての蓄積された知識が存在するが、それらがシステム化されていないためである。
 
 一方で、エンタテインメントの本場ハリウッドでも、シナリオは作品の根幹をなすものとされている。優れたシナリオが作品の成功につながったとことは多く、むしろ多数の良質のシナリオがハリウッドビジネスの盛況を支えていると言える。
 そのハリウッドでは、例えば映画製作ではシナリオ段階で企画は厳しく分析、評価をされる。多くの企画は、シナリオが完成してはじめて本格的な製作に進める。
 
 「シナリオアナリスト養成セミナー」では、こうしたハリウッドビジネスの成功を支える映画シナリオの客観的なストーリー分析手法を紹介する。さらに今回のセミアーではハリウッド流の分析手法からさらに一歩進み、物語の構造分析や映像描写の分析も加えた全く新しいシナリオ分析と評価手法を導入する。
 この新しい分析手法は国内だけでなく、海外からも注目を浴びているという。全6回のセミナーの受講料は一般6万円、VIPO会員企業と団体は3万円。VIPOでは、映画やアニメ、ゲームなど映像コンテンツ業界で活躍する人の参加を期待している。

人材育成基盤セミナーシリーズ#2
シナリオアナリスト養成セミナー


日時: 10月1日、8日、15日、29日、11月5日、11月12日(全6回)
(木曜日、各17時-19時)
場所: 中央区立ハイテクセンター研修室 
主任講師: 金子満 (東京工科大学大学院教授)
受講料: 60000円 (VIPO会員企業・団体、及び会員団体の加盟各社に所属する場合は30000円
応募締め切り: 9月11日(金)
詳細、申込み
/http://www.vipo.or.jp/ja/news-release/2009/090831-1.php
《animeanime》
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