「MONSTER」 10月より米国サイファイチャンネルで放映開始 | アニメ!アニメ!

「MONSTER」 10月より米国サイファイチャンネルで放映開始

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 米国のマンガ・アニメの流通会社であるVIZメディアは、10月12日より米国の若者向けの大手ケーブル放送局サイファイチャンネルでテレビアニメ『MONSTER』の放映を開始することを明らかにした。
 番組は月曜日夜の「Ani-Monday」枠で放映された後、同じ月曜日のホラー・サスペンスアニメ専門枠「Chiller」でリピート放映される。

 『MONSTER』はマンガ家浦沢直樹さんの代表作を、マッドハウスが映像化したテレビアニメである。原作は、主人公の医者テンマと過去に彼が命を助けた青年との対決を描くサスペンスミステリーとなっている。国内では手塚治虫文化賞、小学館漫画賞受賞するなど、人気だけでなく評価も高い。
 アニメ版はマッドハウスが制作した。青年層向けの作品としては近年珍しい全74話(およそ6クール)の長編シリーズとなっている。製作は2004年から2005年と少し時間が経っているが、VIZメディアは青年層向けのキラータイトルと考えているようだ。

 VIZメディアは、既に『MONSTER』のマンガ単行本全17巻を発売済である。テレビ放映によりマンガの売上の伸びが期待出来る。今後発売が見込まれるDVD販売も期待出来るだろう。
 また、同じ浦沢直樹さんの作品では、現在『20世紀少年』が刊行中である。浦沢作品はVIZメディアが進める青年層のマンガ読者開拓のフラッグシップ的な存在で、アニメ作品からもこうしたプロモーションを支えるという面もありそうだ。

 サイファイチャンネルの「Ani-Monday」、「Chiller」は、米国の大手メディア企業スターズメディア(Starz Media)のアニメ専門事業会社であるマンガ・エンタテインメントが、アレンジするアニメ放映枠である。近年は、『機動戦士ガンダムOO』、『天元突破グレンラガン』などが放映されている。
 番組を放映するサイファイチャンネルは、NBCユニバーサル系列の大手専門チャンネルで、米国で第6位のネットワークを誇る。かつてはSF専門チャンネルとしていたが、近年はそれ以外の番組を大きく取り入れ視聴者層の若返りを図っている。アニメ放映もそうした流れのひとつだ。

 日本アニメを米国の大手チャンネルで放映することが難しくなるなか、 「Ani-Monday」、「Chiller」は数少ない日本アニメ専門枠となっている。それだけに日本アニメ関連会社からの注目も高い。
 今回はVIZメディアがリピートも含めて週4時間のうち1時間を押さえたかたちである。VIZメディアの『MONSTER』に対する期待も、それだけ高いと言えるだろう。

VIZメディア /http://www.viz.com/
サイファイ(日本) /http://www.scifi.co.jp/

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