今年4月に、ゲーム会社コーエーとテクモは、持株会社コーエーテクモホールディングス(コーエーテクモHD)のもとに経営統合を行った。経営統合からおよそ3ヶ月、新会社が早くも効率的な経営に向けて動き出した。 コーエーテクモHDは、6月23日に、北米地域のゲーム事業を統括するテクモコナミアメリカ・コーポレーション(TECMO KOEI AMERICA CORPORATION)(仮称)を設立し、コーエーとテクモの北米販売事業を一本化することを明らかにした。
テクモコナミアメリカ・コーポレーションは、米国現地法人のテクモ・インク(米国)とコーエー・コーポレーション(米国)を子会社とする。また、テクモコナミアメリカ・コーポレーションは、北米地域の販売統括会社としてコーエーテクモHDの直接子会社となる。 さらに、現在コーエーの子会社となっているテクモコーエー・ヨーロッパ(TECMO KOEI EUROPE LIMITED)、コーエー・コリア(KOEI KOREA CORPORATION)、台湾コーエーエンタテインメント・ソフトウェア(TAIWAN KOEI ENTERTAINMENT SOFTWARE INC.)も、コーエーテクモHDの直接子会社に異動する。