6月11日に、セガとプラチナゲームズの共同プロジェクト第1弾として、ニンテンドーDS用ゲームソフト『無限航路』が発売される。プラチナゲームズの稲葉敦志氏がプロデューサー、そして河野一二三氏がディレクターという強力タッグで開発する。 ゲームは大宇宙を舞台に主人公ユーリーが、様々な試練に立ち向かいながら成長していくRPGとなっている。壮大な世界観と戦略性に富んだ戦闘システム、さらに自身で搭載するパーツなど細部にわたりカスタマイズできる宇宙戦艦などがウリだ。作り込まれた作品はSFファンには堪らないものだろう。 ゲームソフトの魅力が注目を浴びる一方で、『無限航路』のプロモーション映像として制作されている『無限航路 Animated short film』も見逃せない。ゲームの世界観を表現すべく、国内有数のスタッフが集まり、独自の映像世界を作り出しているからだ。 こうした映像のクオリティが高いのは、制作スタッフの実力によるところが大きい。制作を担当するのはGONZOとプロダクション I.G、アニメファンであれば誰もが知っているであろう人気スタジオである。 監督のソエジマヤスフミさんは、テレビアニメ『巌窟王』の映像をデジタルディレクターとして人物。またキャラクターデザインの追崎史敏さんは『カレイドスター』のキャラクターデザイン、総作画監督で活躍、『ロミオ×ジュリエット』の監督でも知られる。 さらにゲームの制作協力にはスタジオぬえの参加もある。作品がアニメファンのディープな期待に応える仕上がりになっているのも理解出来る。 『無限航路』のソフトは税込5500円、6月11日に発売を開始する。ゲームの発売と同時に、もう一度、『無限航路 Animated short film』を確認したい。作品は全4部作、「無限航路 公式ホームページ」で視聴可能だ。画像: (c)SEGA関連記事アニメ評論家 氷川竜介さんの語る /注目すべきプロモーションアニメの新トレンド /『無限航路』に見るゲームとアニメの相乗効果 『無限航路』 公式ホームページ /http://mugen.sega.jp/