宝島ワンダーネットは、今年で3回目となるデジタル・コミック大賞の2009年開催を発表した。デジタル・コミック大賞は、コミックとアニメをもとにデジタルコンテンツの分野でグローバルに活躍できるクリエイターを発掘するためことをコンセプトにしている。 賞金総額は500万円とかなりビッグな賞だが、賞の一番の魅力は受賞したクリエイターの制作活動を支援することだ。受賞はプロデビューに結ぶつく可能性もある。既に2007年のフラッシュアニメ部門の受賞者である さかしたのぶよしさんが『SUMOライダー』でデビューしている。 今回募集する作品は、コミックもしくはアニメとする。これまでの2回の開催で設けられていたコミック部門、フラッシュアニメ部門、ライトノベル部門といった部門別の枠が取り払われる。また、募集対象はコミックとアニメに絞りこむ。 これはデジタル・コミック大賞が、デジタル表現とインターネット市場の将来的な可能性を考えて、自由で新しい表現を持ったコンテンツを求めているためである。インターネットを使って日本から世界へ発信する作品をとの考えに基づく。これまで以上に、作品のデジタルの部分を重視するようだ。 応募はプロ、アマを問わず可能となっている。旧来メディアの既成概念にとらわれない、個性的なキャラクターやストーリーを持ったオリジナル作品を募集するとしている。 審査員には、コミティア代表の中村公彦さんや建築学者で2004年にOTAKU展のプロデュースを行なった森川嘉一郎さん、コロムビアミュージックエンタテインメント原康晴さんといった個性的な顔ぶれが並ぶ。これもこの賞の魅力のひとつである。 締切りは8月31日まで(消印有効)、9月に審査を行い10月1日に大賞発表を予定する。デジタル・コミック大賞の詳しい内容は公式サイトで確認出来る。デジタル・コミック大賞公式サイト 2009 /http://mcomic.jp/ 当サイトの記事/宝島ワンダーネット 新作Webアニメ 2作品 アニメフェアで発表
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