3月18日、東京国際アニメフェア2009フジテレビブースで、7月からフジテレビ「ノイタミナ」などで放映される新作テレビアニメ『東京マグニチュード8.0』が発表された。この発表はこの4月から同じノイタミナで放映される『東のエデン』の映像公開と合わせて行われた。 作品の監督を務めるのは、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』などの演出を務めてきた橘正紀さんが行う。アニメ制作は、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』や『交響詩篇エウレカセブン』など数多くの人気作品を生み出してきたボンズである。そして、『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』のキネマシトラスも参加する。
今回の発表で、この橘正紀監督が記者発表に現れた。橘監督は「神山さんの作品(『東のエデン』)のあとに続くオリジナル作品ということで、緊張しながら、現在制作を進めています。巨大地震が東京に起こったら、みんなどうなるのか?ということを綿密な取材を行って描いています。」と『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で仕事をしてきた神山監督のプレッシャーを感じている様子だった。特に今回は、神山監督も『東のエデン』の監督として、一緒に会見に臨んでいただけになおさらだ。 番組の物語については、「主人公は平凡な姉弟で、恵まれた環境を当たり前に感じながら生活している。地震をきっかけに、自分たちが信じるものが無くなって、いろんなことに気付かされていく様子を丁寧に描いて行けたらと思っています。」と非日常のなかで起きるドラマを描きだす様子。