アニメ作家発掘「Open Egg!」有力企業連携ショートアニメーション募集 | アニメ!アニメ!

アニメ作家発掘「Open Egg!」有力企業連携ショートアニメーション募集

 12月5日、バンダイチャンネル、角川書店、M&E Associatesは、ショートアニメーション作品募集サイト「Open Egg!」を開設した。
 この「Open Egg!」では新人アニメーション作家の発掘・育成を目的としており、作品の選考にはコミックス・ウェーブ・フィルムも参加

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 12月5日、バンダイチャンネル、角川書店、M&E Associatesは、ショートアニメーション作品募集サイト「Open Egg!」を開設した。
 この「Open Egg!」では新人アニメーション作家の発掘・育成を目的としており、作品の選考にはコミックス・ウェーブ・フィルムも参加する。

 「Open Egg!」に応募されたアニメーション作品は、4社で構成される選考委員会で選考する。そのうえで一定水準以上の作品を「Open Egg!」内にて無料で一般公開する。選考は毎月1回、採用された作品は、無料配信を最低12ヶ月間行う予定である。
 「Open Egg!」スタート当初は、バンダイチャンネルとAnime Newtype Channelの2サイトでの設置となるが、今後はPCサイトで20サイト、携帯サイトで15サイトまでの規模に広がる予定である。「Open Egg!」で新しい魅力を持つ作家の育成・作品紹介を行い、若年層や女性層といった新たな配信視聴者層の獲得を目指すとしている。

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 現在でもショートアニメーションに関しては、様々なコンテストや配信サイトなどが存在している。ところが、そうしたサイトには、必ずしも商用化しやすい作品ばかりが応募されるわけではない。また、応募された作品が具体的に商用化されるケースも稀である。
 コンテストで賞を与えるにしても、これまで既存の表現形式にないものを求める傾向もあった。このため視聴者によっては難解とされる作品も少なくなかった。

 「Open Egg!」では、応募された作品を選考した上で配信することのみを明記する。しかし、参画している企業からターゲットが明確になっている。
 望まれる作風が限定されているわけでないが、同人誌即売が主なクリエイターでも、応募しやすいのではないだろうか。

 短編作品の制作は専ら個人作家が行っている印象が強いが、規模の大小に関わらず、企業がオリジナル作品を手がけるケースも目立ってきている。
 「Open Egg!」のサイトでもアニメ制作会社が手がけた作品が紹介されており、その一端が垣間見える。
【真狩祐志】

Open Egg! /http://www.b-ch.com/open_egg/

バンダイチャンネル /http://www.b-ch.com/
Anime Newtype Channel /http://anime.webnt.jp/

コミックス・ウェーブ・フィルム /http://www.cwfilms.jp/
《animeanime》
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