第13回アニメーション神戸で公募していたデジタル・クリエーターズ・コンテストの応募作品の一部が公式サイトで公開された。 デジタル・クリエーターズ・コンテストの応募作品は、以前は神戸市内の大学や専門学校同士が競うかたちで行われていた。しかし、この現在は応募対象を全国へと拡大して、2006年から新規に開始されている。 今回公開されたのは、今年の各受賞作品および応募作品の一部で、受賞作品以外で公開された作品は『BUILDINGS』や『うさむくん』や『rain town』など11作品となっている。 『BUILDINGS』は上甲トモヨシ氏の作品で、今月22日にもTBSの第10回DigiCon6で丸の内賞など既に多くの賞歴を得ている。上甲氏は昨年『雲の人 雨の人』で最終ノミネートに残ってもいた。『うさむくん』は『ブッチ』でスパイスギャグ大賞を受賞しているにじたろう氏の作品である。 にじたろう氏は『うさむくん』では東京ネットムービーフェスティバル2008で佳作、東京コンテンツマーケット2008でeyeVio賞とワッチミー!TV賞を受賞している。『rain town』は石田祐康氏の作品で、第14回学生CGコンテストの動画部門にノミネートしていた。 公式サイトでは昨年の各受賞作品および応募作品の一部も公開されている。また、神戸市役所では第13回アニメーション神戸展が始まった。 市役所内の市民ギャラリーにて12月3日まで催されるもので、第13回アニメーション神戸賞の各受賞者および各作品の紹介、デジタル・クリエーターズ・コンテストに応募された作品の上映なども行われている。 このほか12月10日まで神戸近辺の専門学校・短期大学・大学による作品展示「第9回DG(デジタルグラフィックス)展 ~各校合同巡覧展~」も開催中である。今回も実施されていたネット回線を通じたライブ中継の模様は、再編集の後、後日再配信を予定している。【真狩祐志】アニメーション神戸 /http://www.anime-kobe.jp/当サイトの関連記事/第13回アニメーション神戸 公募アニメーション部門受賞作発表【2008年デジタル・クリエーターズ・コンテスト参加作品】(一部) 『盗人と王様』 (最優秀賞/ドンデンギャグ大賞) 『ブッチ』 (スパイスギャグ大賞) 『紺野さん』 (日常ポエム大賞) 『とらのたまご』 (ワンダフル作画大賞) 『WIRELESS FINAL OPENING ANIMATION』 (愛ある音楽そして美術大賞) 『ソフトさんの悲劇』 (シュールギャグ大賞) 『BABY CAR RACER』 『Klezmer Classics』 『BUILDINGS』 『うさむくん』 『rain town』 『うきはすな』 『サバサバンナ』 『私とピアノ』 『dancing bear』 『壊れたラジオ』 『海と空の距離』
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