日本アカデミー賞協会は、2007年に劇場公開された映画から選考する2008年第31回日本アカデミー賞の優秀各賞を発表した。このうちアニメーション作品から選ばれる優秀アニメーション作品賞は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、『河童のクゥと夏休み』、『鉄コン筋クリート』、『ピアノの森』、『名探偵コナン 紺碧の棺』の5作品が受賞した。 今後、日本アカデミー賞協会員の投票により、これらの優秀アニメーション作品賞のなかからさらに最優秀アニメーション作品賞が選ばれる。最優秀アニメーション作品賞は、来年2月15日に都内のホテルで開催される授賞式と合わせて発表される。 日本アカデミー賞は、今回で第31回目を迎えるが、アニメーション作品賞は2007年に初めて設けられた今回が2回目となる。2007年は『時をかける少女』が、最優秀アニメーション作品賞に輝いている。 今回は『エヴァンリオン』の新作映画から、原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』、人気テレビアニメ『名探偵コナン』の劇場版、さらにマンガ原作の『鉄コン筋クリート』、『ピアノの森』など幅広い作品が並んでいる。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は、人気アニメの10年ぶりの新作で、公開当初数多くの劇場を満員にして大きな注目を浴びた。『河童のクゥと夏休み』は、これまで『クレヨンしんちゃん』の劇場アニメで高い評価を勝ち取ってきた原恵一監督の5年ぶりの新作アニメである。『ピアノの森』は、映画の音楽に世界的なピアニストのアシュケナージさんが参加することで話題となった。 『名探偵コナン』は、昨年の『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』に続く優秀賞の受賞となる。シリーズ作品の多い劇場アニメ作品だが、前回、今回ともシリーズ作品から優秀賞を受賞したのは『名探偵コナン』のみである。 『鉄コン筋クリート』は、松本大洋さん原作のマンガをアーティステックに映像表現している。作品は米国アカデミー賞長編アニメーション部門の選考対象11作品にも選ばれている。 優秀作品賞のアニメーション部門は日本のアニメ作品のみが選考対象になる。海外のアニメーション作品は外国作品賞の対象となるため、このなかには含まれない。日本アカデミー賞公式サイト /http://www.japan-academy-prize.jp/【優秀アニメーション作品賞受賞作品】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 /http://www.evangelion.co.jp/河童のクゥと夏休み /http://www.kappa-coo.com/鉄コン筋クリート /http://www.tekkon.net/ピアノの森 /http://www.piano-movie.jp/名探偵コナン 紺碧の棺 /http://www.conan-movie.jp/ *サイトの内容は来年の春公開の『名探偵コナン 戦慄の楽譜』に変わっている。
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