2006年の大型劇場映画『ブレイブ・ストーリー』が、2008年2月6日からフランスで劇場公開される。『ブレイブ・ストーリー』は、宮部みゆきさんの人気ファンタジー小説を原作に、GONZOがアニメ制作を行った。 作品は、当初より海外市場を狙っていたと見られ、海外の国際映画祭に度々出展をされている。そうしたなかでの作品評価の積み上げが今回の劇場公開につながったと見られる。 劇場配給はもともとはアニメDVD流通会社であるKAZEが配給を行う。KAZEは来年1月9日からは、映画『Death Note』の前編・後編を合わせた劇場公開も予定している。同社による日本の劇場映画への積極的な取り組みが目立っている。 しかし、同社はアニメDVD流通の大手だが、劇場配給の経験は多くないため、公開は小規模なものにとどまるとみられる。 それでもフランスは、世界的にみれば、日本の映画の劇場公開本数がかなり大きな国である。今回の両作品の公開は、日本映画好きの多いフランスだからこそ実現したとも言える。ブレイブ・ストーリー公式サイト(フランス) /http://www.bravestory-lefilm.com/Death Note公式サイト(フランス) /http://www.deathnote-lefilm.com/