アニメイノベーション東京が行うオリジナルアニメーションの制作支援事業「動画革命東京」は、7月1日から9月30日まで募集した第2次支援作品を決定した。 今回選ばれたのは、独自のスタイル・制作手法でアニメ制作を行うドラゴウノさんの『タロピカーナ』である。これで動画革命東京の支援作品は、7月に決定した4作品と合わせて5作品になる。 動画革命東京では4年間の事業期間に15作品に支援をするとしているため、今後も引き続き募集が行われる。第3期募集は既に始まっており、今年の12月22日に締め切られる。 動画革命東京は、コンテンツ企画などを行うシンクの子会社アニメイノベーション東京が東京都などの支援を受けて運営している。個人や中小アニメーション制作会社のオリジナル企画のビジネス化を支援する。 支援作品になった場合は30分程度のパイロット版の制作資金を出資、さらなる展開の可能性を探ることになる。 アニメイノベーション東京によれば、今回の応募には第1期募集と同様に高レベルな作品が数十作品集まったという。しかし、支援作品に選ばれたのは前回より数の少ない1作品だけであった。 今回選ばれたドラゴウノさんの『タロピカーナ』は、転生をテーマに歌、涙、ダンスなど盛り沢山の3DCGアニメーション。トロピカルな南国が舞台になる。ドラゴウノさんはこれまで『テクノ紙芝居ドラゴウノ』でShockwave AWARDアニメーション部門(2002年)や『ココナッツ タロー』で集英社デジタルマンガ賞を受賞している。 作品はこれまでに作品と同様、gooアニメの動画革命東京特設サイトで紹介されるほか、製作過程もgooアニメのオフィシャルブログで公開される。 /DORAGOUNO.COM /動画革命東京 /gooアニメ動画革命東京特設サイト 当サイトの関連記事 /動画革命東京 第1次支援4作品決定