11月3日に公開された『デスノート the Last name』が、前作『デスノート』(前編)に続いて週末興行第1位になった。 『デスノート the Last name』は、マンガ原作をもとに実写映画化された。今年6月に公開された前編と合わせて2部構成となり、今回が完結編となる。第1作の公開当初から2部構成として製作されたことや原作と異なる結末が話題を呼んでいる。
6月17日に公開された『デスノート』の前編も、公開から2週間連続で週末興行収入第1位を獲得している。今回の『デスノート the Last name』の興収第1位で前編、後編双方で、1位になったことになる。 『デスノート』前編は、国内興収がこれまで28億円となるヒットとなっている。しかし、『the Last name』は公開最初の週末の興行成績では前編を大きく上回っており、この勢いが維持出来れば2006年を代表する大ヒットになりそうだ。
『デスノート』は劇場映画以外にも、10月からは日本テレビ系の深夜でテレビアニメの放映も始まっている。こちらも深夜アニメとしては好調な視聴率になっている。 さらに映画公開に先立つ10月27日には『デスノート』(前編)のテレビ放映がされ、24.5%という好調な視聴率となった。劇場公開から4ヶ月という異例の短期間でのテレビ放映は、言うまでもなく『the Last name』の興行支援である。