ブルーレイ ディスク アニメ発売タイトルも発表(8/29) | アニメ!アニメ!

ブルーレイ ディスク アニメ発売タイトルも発表(8/29)

 日本ではソニーや松下電器が中心となって普及を進める次世代ディスク・ブルーレイの国内のタイトル発表会が8月29日行われた。ソフトの発売では、ライバルのHD DVDに遅れを取ったが、シャープやソニー、パイオニア、日立製作所、松下電器といった国内の有力メーカーが

ニュース
注目記事
 日本ではソニーや松下電器が中心となって普及を進める次世代ディスク・ブルーレイの国内のタイトル発表会が8月29日行われた。ソフトの発売では、ライバルのHD DVDに遅れを取ったが、シャープやソニー、パイオニア、日立製作所、松下電器といった国内の有力メーカーが名前を連ねるブルーレイ・ディスク陣は、HD DVD陣営より強力ではないか言われている。

 今回、ブルーレイ・ディスクの作品販売タイトルを発表したにはソフト企業は12社である。日本のDVD市場におけるアニメ作品の存在感の大きさもあり、アニメ作品に強みを見せる企業も多数含まれている。
 そうした中には、角川エンタテインメントやジェネオン・エンタテイメント、GDH、プロダクションI.G、ムービックなどの名前も見られる。

 なかでもGDHは、2000年にインエターネットで公開されたWebアニメーションで映像と音楽をブレンドした作品『Project PAPO』を11月3日に発売する。
 これは、日本で最初に発売されるブルーレイ・ディスクを利用したアニメーション作品となる。

 しかしGDHは『Project PAPO』をブルーレイ・ディスクだけでなく、そのライバルと目されているHD DVDでも同日に発売する予定である。分裂するふたつの次世代ディスクの間でビジネスの主軸を決めかねている多くのコンテンツプロバイダーを象徴するような動きといえるだろう。
 GDHにとっては、両方式で発売することはビジネスリスクを減らすだけでなく、アニメーション作品の消費者拡大も目指した重要な戦略ともいえる。

 また、現段階ではブルーレイ・ディスク、HD DVDいずれの方式も普及率も高くないことから、新作アニメについてはこれまでのDVDやUMDの発売も行われると考えられる。
 ソフトメーカーなどでは複数の作品発売方式のなかで、その発売方法巡った試行錯誤がしばらく続くだろう。

ブルーレイ・ディスクで発売するアニメ作品
 『Project PAPO』7140円(GDH)11月3日
 『BLOOD THE LAST VAMPIREデジタルマスター版』
 (アニプレックス)11月22日
 『AIR』Blu-ray Disc BOX 29800円(ポニーキャニオン)11月

/ブルーレイ協会 
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集