米国の情報サイトICV2によれば、米国の6歳から17歳の子どもが今年のクリスマスに欲しいプレゼントのベスト3は、1位『スターウォーズ』、2位『NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)』3位『遊戯王』である。これは、ライセンスマガジンが3700人の男の子に調査した結果だという。 さらにこのあとには、『スパイダーマン』、『NBA(ナショナル・バスケットボール・リーグ)』、『メジャーリーグ』、『ロード・オブ・ザ・リング』が続く。注目すべきは、第9位に『ドラゴンボールZ』がランキング入りしており、この作品の根強い人気を伺わせることだ。 ベスト10に入ったものは、スポーツブランド、男の子向けのキャラクターブランドに2分されたかたちである。その中に日本発のキャラクター『遊戯王』と『ドラゴンボールZ』のふたつが入っていることは、日本のアニメキャラクーのブランド力が相変らず大きな力を持っていることを示しているだろう。 特に、昨年以来人気に陰りが出て来たと指摘されている『遊戯王』が、依然子供たちから大きな支持を集めていることは注目に値するといってもいい。『遊戯王』はこの秋から新シリーズのテレビ放映が始まっており、米国でライセンスを持つ4キッズエンターテイメントもブランドの立直しに動いている。来年以降も、まだまだ期待の持てるキャラクターブランドといえるかもしれない。 また、アメリカの市場は巨大なこともあり、日本と較べると作品の人気の広がりに地域によって大きな時差や格差があり、一度人気に火がつくとかなりの期間、人気が持続するとも言われている。こうした点からも『遊戯王』や『ドラゴンボール』は、既にアメリカの文化に根づいた文化ともいえるだろう。ICV2の記事 /Star Wars, Yu-Gi-Oh!, Spider-Man/遊戯王公式サイト(米国) /ドラゴンボール公式サイト(米国)
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