かねてよりアニメーションミュージアム設立を提唱し、準備室を設けているアニドウがアニメ関連企業や研究者、コレクター、ファンに対してアニメ関連の資料の寄付を呼びかけている。『アニメーションミュージアム準備室に資料をご寄贈ください!』と題した呼びかけの中で、アニドウが受け入れる資料は制限がないとあらゆるアニメ関係の寄付を募集している。具体的には、設定資料、絵コンテ、雑誌、セル画、背景、アフレコ台本、原画、動画、ポスター、ビデオ、おもちゃといったものが挙げられている。しかし、現在の収蔵品と重複しているものがある場合は、断る場合もあるとしている。 アニドウの進めているアニメーションミュージアムは既に長いことが続いている。計画は、アニメ関連情報の収集、保存だけでなく、制作活動の支援や研究活動の支援さらには国内外の交流など壮大なものである。アニメ関連資料の収集については、実際にアニメミュージアム準備室が紹介ページで述べているように、資料の散逸はかなり進んでいると言って間違いないだろう。アニメ関連の初期の作品の中には資料がほとんど残っていないものも多い。おそらく、現状では昔の関係者やそうした資料のコレクターの手元にある可能性が一番高い。 現在は、系統だって保存している機関や企業は現在存在しないため、アニメーションミュージアムの設立が実現すれば、状況は大きく改善するに違いない。アニメーション文化の保存・育成のためにこうした活動がより広がっていくことを期待したい。 (情報元 /アニオタフォース) アニドウ /ミュージアム資料募集のお知らせ アニメーションミュージアム準備室 /http://www.animation-museum.com*ミュージアム準備室の更新が出来ないため現在の最新情報はアニドウさんのサイトでされています。/アニドウ