ディズニーの大ヒットアニメ映画『ファインディング・ニモ』のキャラクターが盗作だと訴えられていたフランスの裁判でパリ大審裁判所は原告の訴え退け盗作はなかったとし、ディズニー側が勝訴した。 この裁判は、フランス人の絵本作家ル・カルベス氏と出版社フラヴィン・セーヌがディズニーの製作したCGアニメーション映画『ファインディング・ニモ』がカルベス氏の絵本のキャラクターと酷似しており盗用が行われたとして訴えたものである。原告は損害賠償として100万ユーロの損害賠償を請求したが、ディズニー側のニモのキャラクターは絵本が発行される前に既に完成していたとの主張が認められる形となった。 実際にみてみると、この両キャラクターは非常にそっくりであるので事実がどうであれ、作者が疑惑を持ったことは判らなくはない。しかし、実際に盗用があったにしても、なかったにしても因果関係を証明しなければいけなく、当初より原告側にとって厳しい裁判だったと思われる。むしろ、類似デザインとして商品の差し止めのほうが現実的であるが、原告はこれに先立ちそちらの裁判も提訴しており、既に敗訴している。
「鬼滅の刃」「呪術廻戦」のリークアカウントを米国裁判所が発信者情報開示 日本のアニメ関連リークに対する初の事例に 2024.9.6 Fri 11:45 アニメ『鬼滅の刃』および『呪術廻戦』の「リークアカウント」…