2009年4月のコラム・レビュー ニュース記事一覧
コラム・レビュー
映画『東のエデン』の前に読みたい 『映画は撮ったことがない』
宮崎駿、押井守、大友克洋・・・1980年代に日本のアニメをアニメというジャンルに成立させ、そして現在、この分野の巨匠としてみなされる才能たちである。そこから20年以上の時が流れ、今やこうした監督たちを引き継ぐ新たな才能が求められている。
では、2009年以
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アニメ「銀河英雄伝説」を完全網羅 ロマンアルバム発売
田中芳樹の描くSFスペースオペラ『銀河英雄伝説』は、田中氏の代表作であると同時に日本SF界の代表作でもある。その作品の魅力は、数多くの個性的なキャラクターとダイナミックに繰り広げる権謀術策である。
読者からは圧倒的な支持を受けた作品だが、1988年のアニ
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世界同時展開時代のアニメビジネス その課題と未来 -1-
数土直志
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世界同時展開時代のアニメビジネス その課題と未来 -2-
【同時展開のコストの問題】
勿論、明るい側面ばかりでない。そこにはむしろ大きな問題が横たわっている。つまり、こうして作られた流通網の維持コストを誰が負担するのか、そこから果たして投資に見合う利益をどのように回収するか現在は不明確である。
現実に、
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男児玩具の歴史を一人の人物から追う 「超合金の男」
「超合金」、1970年代初めに生まれ現在まで続く、日本の男児向けの代表的な玩具ブランドである。多くの男性にとって、かつては憧れのそして懐かしい玩具だろう。
この超合金に始まるキャラクター玩具の歴史を、一人のプロダクト・デザイナーを通じて辿る書籍が4月10

