2006年3月のイベント・レポート ニュース記事一覧
アニメーション制作の資金調達情報2006:報告
アニメの資金調達のシンポジウムは、東京国際アニメフェアでもお馴染みのパネルである。資金調達関連のパネルは当初こそ違和感があったが、コンテンツファイナンスやコンテンツファンドが普及するに連れて、今では珍しいものではなくなっている。
海外出展ブースの方向性
東京国際アニメフェアは、今回は海外からの出展も市場最高とされている。しかし、実際は海外企業のブースは、例年同様にあまり目立った存在ではなかった。もともと、東京国際アニメフェアは、日本アニメの振興と育成を図る目的でスタートしただけに、参加者の関心もそ
中国著作権ビジネス展開とCJマークの可能性:報告
東京国際アニメフェアの2日目に開催されたシンポジウム「中国著作権ビジネス展開とCJマークの可能性」は、日本の制作会社から見た中国ビジネスの可能性が中心となった。シンポジウムのテーマは、中国の著作権問題や海賊版の問題とされていた。
しかし、話題は中国で
進化する欧米のアニメ市場と日本企業の戦略:レポート(3/24)
東京国際アニメフェアのシンポジウムのトップをきって開催されたのが、『進化する欧米のアニメ市場と日本企業の戦略』である。もともと東京国際アニメフェアは、海外に向けた日本アニメの売り込みを主要な目的に始またから、これほどアニメフェアに相応しいパネルはな
出展企業レポート1(制作会社ブース写真)(3/23)
業績も好調な東映アニメーションは、会場のなかでも特に大きなブースを出展している。
正直、ブースが大き過ぎて、写真の取り方に苦労した。写真は、正面の巨大スクリーン。ここに最新作が映し出される。
また、ブースの前は常に多くの人で溢れており、東映アニ
出展企業レポート2(写真)
自社が関わった作品を壁面一面に張り展示している、電通ブース。その圧倒的な人気作品の数に電通のアニメ業界での存在感の大きさを感じる。
様々な作品の海外売り込みに携わっているだけに、こうしたトレードショーには力が入るだろう。
今回、初参加のディズニ
映画「立喰師列伝」のビジネス戦略とプロデューサーの役割:レポート(3/14)
WAO映像・アニメーション研究所の設立記念として開催されたこの講演会は、石川光久プロダクション I.G代表取締役と片岡義朗マーベラスエンターテイメント常勤顧問の巧みな語り口により非常に内容豊富なものとなった。
講演時間が一時間半と十分あり、話は映画『立喰
コンテンツ産学連携人材育成システムの構築に向けて:レポート(3/9)
コンテンツインターシップフォーラムの中で開催されたこの座談会は、インターシップを送り出す大学とそれを実際に受入れた企業の代表による座談会であった。座談会は、それぞれの企業が持つ人材育成の実際からはじまり、インターシップを受入れたなかで見えてきたこと
コンテンツインターシップフォーラム:レポート(3/7)
3月7日に東京大学・本郷キャンパスで開催されたコンテンツインターシップフォーラム2006は、コンテンツ、特に映画やアニメ、ゲームの分野における大学外教育の現状分析と問題点を語るものであった。
このフォーラムでは、第1部でインターシップを取り巻く現状報告や

