出展企業レポート1(制作会社ブース写真)(3/23) | アニメ!アニメ!

出展企業レポート1(制作会社ブース写真)(3/23)

 業績も好調な東映アニメーションは、会場のなかでも特に大きなブースを出展している。
 正直、ブースが大き過ぎて、写真の取り方に苦労した。写真は、正面の巨大スクリーン。ここに最新作が映し出される。
 また、ブースの前は常に多くの人で溢れており、東映アニ

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toei.JPG 業績も好調な東映アニメーションは、会場のなかでも特に大きなブースを出展している。
 正直、ブースが大き過ぎて、写真の取り方に苦労した。写真は、正面の巨大スクリーン。ここに最新作が映し出される。
 また、ブースの前は常に多くの人で溢れており、東映アニメが日本のアニメビジネスを牽引する会社であることを印象づけていた。
banp.JPG 日本アニメを引っ張るもうひとつの中心であるバンダイナムコグループ。こちらもブースが巨大過ぎて全部映らないので、バンプレストのブースのみ。
 東映アニメがアニメ中心なのに対して、ゲーム、ネット、アミューズメントまで多彩なグループ企業を紹介。アニメは、サンライズやバンダイビジュアルを中心にガンダムとケロロ軍曹が目立った。
tms.JPG アンパンマンを全面に押し出しているのはトムス・エンタテイメント。
 派手なSF大作アニメが並ぶなかでは、比較的地味なイメージである。むしろ、一般公開日の子供たちに人気を集めそうな感じかもしれない。
ig.JPG 新作アニメの発表が目立ったプロダクション・アイジーは、会社の勢いを見せつけた。既に製作発表済の『立喰師列伝』、『攻殻機動隊隊S.A.C』の新作長編作品、『xxxHOLiC』などが中心。
 それに加えて神山健次監督の『精霊の守り人』、さらに隣の松竹のブースでは、WOWOWと松竹がIGと共同制作する冲方丁原作『シュヴァリエ』を取り上げている。
GDEO.JPG ジブリの最大の目玉は、『ゲド戦記』の巨大な竜の模型。
 この展示場ブースの配置は絶妙である。IGと組む松竹が隣合わせ、IGの別サイドは、同社と関わりの深い日本テレビのブース。
 さらにその隣が、やはり日本テレビと関係の深いジブリとなっている。
 GDHと伴にブースの島を作っていたフジテレビなど、微妙な出展企業の配置に業界の企業関係が透けて見えて面白い。
pierrot.JPG人気アニメ作『NARUTO』と『BLEACH』を持つぴえろも業績好調企業の代表格である。
 現在では、版権管理事業にも着実に進出しつつある。作品の人気どおりに人も多く活気のあるブースとなっていた。
EVA.JPG 会社の名前ではなく『新世紀エヴァンゲリオン 10th』ブースと作品名でブースを出して来たのは、ガイナックス。まさにブースはエヴァ一色で、コンパニオンたちはみんな綾波かアスカのいでたちという凄さ。というわけで、写真は綾波の集団。
 また、現在、大キャンペーン中の『エヴァ』でもあるが、ガイナックスと『エヴァンゲリオン』は、不可分のようだ。
gdh.JPG GDHの大型作品『ブレイブ・ストリー』を専ら宣伝していたのはフジテレビ。フジテレビの昨年の目玉は深夜枠の「ノイタミナ」であったが、今回はほとんど『ブレイブ・ストーリー』に絞った感じである。
 一方、GDHは、現在製作中の多彩なラインナップをまとめて紹介。しかし、一番目立っていたのは『電車男』のオープニングから、シリーズアニメに派生した『月面 兎兵器』である。

/東京国際アニメフェア 
《animeanime》
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