国内最大級のオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2026」が2026年6月19日~21日の3日間、東京国際フォーラムにて開催される。
その開催に先立ち、4月13日に記者会見が行われ、OTOTENの見どころや同協会75周年に向けた取り組みについて語られたほか、声優の安野希世乃もスペシャルゲストとして登壇した。
「OTOTEN」とは、イヤホン・ヘッドホン、ホームシアターといったさまざまなオーディオ機器の技術提案など出展各社が提案する機器を通じて多様な音コンテンツの表現を体感できる「音の祭典」イベントだ。昨年開催の「OTOTEN2025」では、来場者数が8,650名と前年比140%を超える大きな賑わいを見せた。

本年は、78の企業・団体が出展し、2022年にコロナ禍から再開して以降、同イベントの最多出展社数になるという。出展企業はオーディオテクニカ、オンキヨー、ソニー、ヤマハなどの幅広いジャンルの製品が展示され、最新技術を体験できるほか、ソフトや書籍は購入も可能。
セミナーやイベントも充実しており、初日19日(金)のプレミアムデーでは、ジャズボーカリスト情家みえのミニライブ、凛として時雨のドラマー・ピエール中野によるドラムス演奏もみどころとなる。
そして、本イベントのアンバサダーを務めるのは声優の安野希世乃と、「ホロライブ」所属のVTuber・AZKi。記者会見には、安野も登場し、日本オーディオ協会会長の小川理子とともにトークセッションが行われた。

今回、初めて公式アンバサダーに任命された安野。普段はどのように音楽を楽しんでいるか聞かれると、プライベートよりもやはり仕事で“音”にこだわってしまうようで、自宅にある収録用のマイクや、音楽ライブで使用するイヤモニ(インイヤーモニター)が身近な存在だと語る。とくに、使用する機器によって個性が違うため、自分との声の相性はとても気になるとのことで「音楽を楽しみたいときと、仕事で使うときで求めるものが違う」と感じているようだ。
また、マイクの種類のほか、音響エンジニアの録り方の調整具合によってもガラッと変わってくるのだという。さらに、その声をどのイヤホンで聞くかで“音”は変わってくる。このように考えていくと、音作りは大変奥が深い世界である。

声優、そしてアーティストとしても活動する安野。楽曲収録において、どんな声作りをしているのか聞かれると、「いただいた楽曲に対して、こういう声を乗せたいって気持ちがあるので、エンジニアさんに『この楽曲は硬めの声でいきたいです』『うるうるな声にしてもらっていいですか?』と伝えています。そうすると、本当に瑞々しい声になっているんです」と、試行錯誤しながらも、楽しんでいる様子で話す。
また、歌声を表現するにあたり「人物像を作って演じるように歌う」という安野ならではのアプローチも飛び出す。「この曲は若めの声で作ろう」「大恋愛をして失恋した女の子の気持ちで歌おう」などと、演技と同様にプロデューサーとディレクションを重ねながら作るのだという。「大胆な表現だけど、この子だったらするかも」と、思いがけないワンテイクも出てくることもあり、安野自身は自分に合っているやり方に感じているようだ。
6月に開催される「OTOTEN2026」では、安野によるトークショーも実施。どのようなテーマを話すか問われると、「声優としてのマイクの向き合い方とか、表現の工夫など、OTOTEN来場者が聞いておもしろいと思える話をしたいです」と答える。続けて「出展社の方々に、最新の技術を伺いたい」とアンバサダーらしい前のめりな姿勢も見せる。

今回は最多規模の78社の出展社数ということで、ブースのいい回り方を小川会長に訪ねる場面も。「ブースごとの個性的な音質をぜひ楽しんで、安野さんから発信してもらえたら。また、若い方々はイヤホンにこだわる方が多いと思いますが、さらに高音質のスピーカーを目の前で体験してほしいですね」とコメント。アンバサダーの安野ならではの新鮮な視点から、どんな発見があるのか注目だ。
OTOTEN2026公式サイト開催概要
会期
2026年6月19日(金)~ 6月21日(日)<3日間>
会場
東京国際フォーラム
主催
一般社団法人 日本オーディオ協会
企画・運営
日本オーディオ協会 展示会実行委員会









