1998年に放送された『魔法のステージファンシーララ』からなんと28年ぶりに制作された「ぴえろ魔法少女シリーズ」第6弾『魔法の姉妹ルルットリリィ』。2026年4月5日(日)に放送された第1話では、野々山姉妹の妹「風(ふう)」が宇宙船と出逢い、1年限定で魔法のパワーを与えてもらいました。

4月12日(日)に放送された第2話では、その魔法を使ってやってみたかったことを次々と実践していくのですが、そんな彼女の前にとある人物が現れて……。
近年の「魔法少女もの」の定番であるバトルやダークな展開がなく、昭和「魔法少女もの」を踏襲した“女の子の願いを叶える”という内容に、番組待機中の視聴者も「今のところ不穏ではない魔法少女アニメ」と投稿しつつ、まるでニチアサのようなテイストに「史上最も遅いニチアサの始まり」とXに投稿したり、「実はお姉ちゃんも魔法少女になってて敵になるんだろ?」と疑心暗鬼に駆られながらダークな展開に身構える投稿もあったりして、第2話の放送開始を心待ちにしていました。
本稿ではそんな、Xに投稿された感想ポストの中から視聴者の反応を紹介しつつ、第2話の内容を振り返りたいと思います。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
◆初ステージで魔法全開!これが令和の「ぴえろ魔法少女」だ!
地球観光中の宇宙人「ミーター」から魔法の力を与えられた風は、電車に乗ってひとりで“都会”へ! どうやら大人になったらおしゃれな服を着て都会に行ってみたかったらしく、魔法の力を使って遊ぼうとしているようです。そんな彼女の憧れに対して視聴者は「変身できるようになったから大人の服を買いに来たわけね」と納得しつつ、猫型マスコットの「うぐいす」にどこへ行くのかと聞かれて「都会!」と答える風に「ふわっとしてるのかわいくて好き」「都会(ざっくり)」と、その無邪気さに頬を緩めていました。

そして辿り着いたのは「原塾駅」。モチーフはもちろん原宿駅でしょう。しかし描かれているのが建て替え前の旧駅舎だったこともあって「原宿旧駅舎やんけ」「看板にマジカルエミっぽいのが! 今回初めて小ネタに気付いた!!」と盛り上がります。旧駅舎が登場したのは、やはり昭和が「竹下通りでスカウトされました」が定番だったからでしょうか? そうだとしたらスタッフのこだわりがうかがえます。
竹下通りっぽいスポットではまず大人に変身してからお買い物へ。“大人になった自分にぴったりの”新しいワンピースを買い、クレープを味わいつつ、ゲームセンターでは魔法を使ってぬいぐるみをゲットしようとします。風が食べた「クリィミークレープ」とは「ぴえろ魔法少女シリーズ」の第1弾『魔法の天使クリィミーマミ』に登場したマミの実家の洋菓子店と同じ名称ですし、その魔法の使い方にも注目が集まります。

とくに魔法の使い方については「割と簡単に変身するの新鮮だな」「魔法少女のこういう魔法の使い方は斬新だな」と日常使いに新鮮さを感じていたようす。なにしろバトル魔法少女ものでは戦闘シーン以外は変身しませんし、「ぴえろ魔法少女シリーズ」でも通常は必要な時にしか変身しません。もちろん「本当の願いしか完全な形で叶わない」という説明描写込みの展開であるため気楽に使っているという事情もありそうですが、視聴者も納得しつつ「願いがハッキリしてないと中途半端な形で叶うのか? なんか不穏要素じゃない?」と今後起こりうるエピソードを想像していたようでした。
そんな彼女の前に現れるサングラス姿の美少女。彼女の名は「神立塔子」。現役アイドルでありプロデューサーを務めるという人物です。塔子に「アイドルになってみない?」と声をかけられた風は平凡な自分にはムリだと答えますが、心の距離が離れてしまっている姉との関係性を気にしていたこともあり、「気になる人も振り向いてくれるかも」の言葉で決意を固めます。しかし問題はここからでした。

塔子に連れられるまま、とある野外ステージにやってきた風は、そこで今からステージに立つことを教えられて驚きます。実は塔子が出演する予定だったものですが、風の才能を見込んで急遽、変更になったようす。この唐突な展開に視聴者も「今から!?」「いきなりステージ!」「ぶっつけ本番すぎる」とまさに風と同じリアクションでした。
またスタッフに名前を尋ねられる場面ではとっさに「リリィ」と名乗るのですが、インパクトが欲しいと思った塔子によりステージネームが「こんぺとリリィ」に決定することに。そこで視聴者は「ダサすぎワロタ(笑)」とツッコミを入れつつ、「リリィでインパクト薄いなら頭にアサルト付けてみるとか」「コンペイトウ(要塞)」と、『アサルトリリィ』や『機動戦士ガンダム』の宇宙要塞「ソロモン」を思い浮かべる人もいました。

そしていよいよステージがスタート! しかしいきなりステージに上げられたリリィは涙目に。塔子に笑顔で「好きにやってみて」と告げられても、立ち位置を間違えるほどの緊張です。そんな彼女の胸に甦るのは、姉とともに楽しく歌っていた幼い日の記憶です。ようやくふっきれたリリィは「どうせなら思いっきり楽しんじゃおう」と魔法でステージ衣装に変身! 本領発揮しました。
この状況に視聴者は「即日デビュー&アドリブステージは無茶振りがすぎるやろ(笑)」「ひ、ひどい……ひどすぎる(笑)」「急展開すぎだろ(笑)」とツッコミを入れつつ、「“どうせなら楽しんじゃおう”は大物のスタイルですね」「めっちゃハラハラするけど、温かく見守ってくれる観客に優しさを感じてる……!」と「誰も傷つかない魔法少女もの」に安心感を覚えます。
さらにリリィの魔法によってステージとなったビルが変形し、この世のものとは思えない豪華仕様の巨大ステージが完成すると、「109が変形してる!」「チートすぎる(笑)」と盛り上がります。そして、かわいい振り付けで観衆を魅了し、姉の流(るい)もハッとなったリリィの最初の一歩を温かく見守ったのでした。
いよいよ始動する姉妹のアイドル物語について、視聴者は「マジで魔法をこういうとこに使うことにこの作品のコンセプトが伝わってくるんだけど、それが今の世代に伝わればいいなあと思ってる」「初ステージが渋谷ジャック(物理)なの凄すぎて今後何やらかすか楽しみになってきた」と新しい「ぴえろ魔法少女」の可能性に触れつつ、「滅茶苦茶なようで、話はちゃんとロジカルに出来とる」と評価。
「今のところニチアサで放送してもおかしくない内容である」と先週と同様の感想もありましたし、「コレ系(魔法少女もの)はほんといつ以来だろう?ってくらい久々に見るので新鮮だわ。姉の方はいつ変身するのか楽しみ」と今後の展開に期待する声も上がりました。
今後の注目は、やはり姉の流がどのようにデビューし、どのようなパフォーマンスを魅せてくれるかにありそうです。

¥4,070
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
◆◆◆『魔法の姉妹ルルットリリィ』放送情報◆◆◆
【ON AIR】
地上波 4月5日(日)より分割2クールにてTVアニメ放送中
TOKYO MX:4月5日より毎週日曜22時30分~
ABCテレビ:4月5日より毎週日曜24時40分~
テレビ愛知:4月5日より毎週日曜25時20分~
BS日テレ:4月6日より毎週月曜24時30分~
AT-X:4月9日より毎週木曜20時30分~
※放送時間は変更になる可能性があります。
配信(見放題)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~順次配信中
アニメ放題、ABEMA、FOD、J:com STREAM、TELASA、dアニメストア、DMM TV、バンダイチャンネル、Prime Video、milplus見放題パックプライム、U-NEXT、
配信(都度課金)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~順次配信中
J:com STREAM、TELASA、ニコニコチャンネル、バンダイチャンネル、Prime Video、milplu
配信(見逃し無料)2026年4月5日(日)より毎週日曜 23:00~配信中
ABEMA、TVer、ニコニコ生放送
【STAFF】
原作:スタジオぴえろ・バンダイナムコフィルムワークス、監督・キャラクター原案:道解慎太郎、副監督:増原光幸、シリーズ構成・脚本:柿原優子、キャラクターデザイン:鳥井なみこ・錦 寛乃・袖山麻美、魔法キャラクターデザイン:山田起生、プロップデザイン:富田美文、アートディレクション:越阪部ワタル、メインアニメーター:福地和浩、美術監督:前田有紀、美術設定:伊藤 瞳、色彩設計:合田沙織、CGディレクター:神谷貴浩、撮影監督:今泉秀樹、編集:重村建吾、音響監督:大寺文彦、音響効果:古谷友二、音響制作:神南スタジオ、音楽:ha-j、音楽制作:バンダイナムコミュージックライブ、オープニング主題歌:「Bubee」ILLIT、エンディング主題歌:「Calling」ルルットリリィ[こんぺとリリィ(CV.橘 めい)、ましゅールル(CV.小鹿なお)]、アニメーション制作:スタジオぴえろ、製作:ルルットリリィ製作委員会
【CAST】
野々山 風&こんぺとリリィ:橘 めい、野々山 流&ましゅールル:小鹿なお、うぐいす:七海ひろき、あずき:茅野愛衣、神立塔子:和泉風花、青園せな:廣原ふう、ミーター:八乙女 光、瀬尾翔太:天崎滉平(崎は「たつさき」)、角谷久士:橘 龍丸、神立矢須王:杉田智和、野々山桂一:笠間 淳、野々山 汐:大原めぐみ、日の浦茉莉:遠藤 綾
(C)ぴえろ・ルルットリリィ製作委員会











